上野、谷中の美術館巡りに役立つ、台東区の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。一日思い切りアート鑑賞を楽しめます。
美術館、博物館、コンサートホールさらには動物園や不忍池などアートや自然とふれあい一日中楽しめる魅力あるエリアです。
明治5年に開館した日本で最初の博物館。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品、歴史資料、考古遺物などを収蔵。その数は11万件以上に及ぶ。主に所蔵品と寄託品で構成される総合文化展(常設展)の他、年5回程度特別展を開催している。
上野公園の中に建つ美術館。常設展示は無いが、美術館主催の現代美術展、公募展のほか独創的な企画展を開催している。また、初心者から熟練者まで対象にしたアートスクールでは油彩、水彩、日本画などの講座を行っている。
印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション(松方コレクション)を母体とした西洋の美術作品専門の美術館。中世末期から20世紀初頭の名画や彫刻など世界各国の美術品を所蔵。また約4,500点を数える版画(2022年4月現在)も所蔵している。世界遺産に登録されたル・コルビュジエ設計の建物も見どころの一つ。
日本近代洋画を代表する黒田清輝の遺言により、美術の奨励事業に役立てるようにと美術研究所として建てられた記念館。現在館内には、広く知られる「湖畔」をはじめとする油彩画、デッサン、写生帖、書簡などを収蔵、展示している。2015年1月2日リニューアル・オープン。
東京芸術大学美術学部構内にある美術館。収蔵品は国宝・重要文化財32点を含む約2万8千件に及び、絵画、版画、彫刻、工芸品、建築、美術資料など多岐に渡る。コレクションの展覧会において、その一部が公開される。
大正15年に上野恩賜公園に東京府(都)美術館として開館。現在の建物は1975年9月に建築家 前川國男が設計し開館。日本画・油絵・彫刻・工芸・書のほか版画・写真・盆栽など多岐にわたる美術団体の公募展を開催。また、常設展はないが、報道機関との共催で大規模な企画展を行っている。2012年4月リニューアルオープン。
【掲載カテゴリー】有名建築家
洋画家であり書家でもあった中村不折(1866ー1943)が、その半生40年余りにわたり独力で蒐集した、中国及び日本の書道史上重要な資料を展示する専門博物館。 本館では金石関係の考古品を常設展示、新館の中村不折記念館では、企画展・特別展を年に3~4回行い、紙本関係の収蔵品を紹介している。
近代日本画の大家、横山大観が居住し制作活動を行った家屋を記念館として開放。大観の作品「風雨・双龍争珠・四時山水・或る日の大平洋など」30点やスケッチ帳など所蔵の作品を展示。春夏秋冬、年4回展示替えを行っている。
上野エリア 気になるその他の施設
上野動物園(東京都台東区上野公園)
パンダはもちろん、飼育動物の種類は日本で一番!
国立科学博物館(東京都台東区上野公園)
日本唯一の総合科学博物館で、トリケラトプスがお出迎え。
旧岩崎邸庭園(東京都台東区池之端)
明治29年に建てられた重要文化財指定の岩崎家邸宅と庭園。
台東区立の文化施設を紹介するサイト。朝倉彫塑館、書道博物館など4つの施設に利用できるお得な「4館共通入館券」も販売中。
❖ 上野エリアの美術館巡りにおすすめの宿 ❖
谷中銀座や夕焼けだんだんなど下町風情の残るエリア。散歩をしながら街並みとアートが楽しめるのが素敵です。
日本近代彫塑の基礎をつくった彫塑家、朝倉文夫の美術館。人物像や動物像など初期から晩年までの作品を展示。自ら設計した建物は住居、アトリエ、彫塑塾などからなる。西洋建築と日本建築の要素が見事に違和感なく調合、融合している。
【掲載カテゴリー】彫刻
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