青梅市、西多摩郡周辺の美術館巡りに役立つ、多摩西部の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。都心からのアクセスがよく、御岳山や御岳渓谷など自然が豊富で、ハイキングをしながらアートも楽しめます。
澤乃井小澤酒造が、収集家・岡崎智予のコレクションを一括継承し、更に新規の収蔵品を加えて開館。江戸から昭和までの櫛とかんざしを中心に、紅板、はこせこ、かつら、矢立等4000点の中から、季節に合わせて約400点を常設展示している。
※ 休館中(令和5年5月29日(月)から当面の間)
明治期から昭和期にかけて活躍した日本画壇の巨匠・川合玉堂が、青梅市御岳渓谷で過ごしたのを記念して建てられた。奥多摩の自然と見事に融合した建物は、数奇屋建築で名高い、故・吉田五十八氏による設計で、本格的な枯山水庭園がある。奥多摩を描いた作品や遺品、当時のアトリエを再現した部屋などが展示されている。
昭和B級文化研究家の串間努が長年かけて蒐集した基本資料を中心に開館。「昭和」という時代に消費してきた一般商品(菓子・飲料・雑貨・文具・くすりなど)の包装物資料を展示している。
多摩川を臨む青梅街道沿いに1984年に開館した、近現代の日本画、洋画、版画を中心に約2300点収蔵する美術館。1階は市民ギャラリーとして講演会や実技講座、一般貸し出しが行われ、2階では青梅市にゆかりの洋画家 小島善太郎と、陶芸家 藤本能道の常設展示の他、企画展も開催される。眺望が人気のテラス席のある喫茶室も併設している。
美術館は欅、楓、樫、杉などの木々に囲まれた民家風の木造建物(築150年の奥多摩民家を解体し、その部材で建てている)。多摩地域にかかわりのある作家や作品を年間4~5回展示、建物と周囲の風景が楽しめる。
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