青梅市、奥多摩町周辺の美術館巡りに役立つ、多摩地域・西部の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。西部は、都心からのアクセスがよく、御岳山や御岳渓谷など自然が豊富で、ハイキングをしながらアートも楽しめます。
澤乃井小澤酒造が、収集家・岡崎智予のコレクションを一括継承し、更に新規の収蔵品を加えて開館。江戸から昭和までの櫛とかんざしを中心に、紅板、はこせこ、かつら、矢立等4000点の中から、季節に合わせて約400点を常設展示している。
休館中:~当面の間
明治期から昭和期にかけて活躍した日本画壇の巨匠・川合玉堂が、青梅市御岳渓谷で過ごしたのを記念して建てられた。奥多摩の自然と見事に融合した建物は、数奇屋建築で名高い、故・吉田五十八氏による設計で、本格的な枯山水庭園がある。奥多摩を描いた作品や遺品、当時のアトリエを再現した部屋などが展示されている。
元は家具屋さんだった木造の建物に昭和30年~40年頃のお菓子や薬などの商品パッケージを中心におもちゃ、ポスター、ドリンク缶など懐かしい生活雑貨を展示している。
多摩川を臨む青梅街道沿いに1984年に開館した、近現代の日本画、洋画、版画を中心に約2300点収蔵する美術館。1階は市民ギャラリーとして講演会や実技講座、一般貸し出しが行われ、2階では青梅市にゆかりの洋画家 小島善太郎と、陶芸家 藤本能道の常設展示の他、企画展も開催される。眺望が人気のテラス席のある喫茶室も併設している。
釜の淵公園内に建つ観覧無料の博物館。青梅市の自然や歴史、民俗などに関する資料を収集し、常設展示や年4回程度開催する企画展で公開している。また、1978年に国の重要文化財に指定された古民家「旧宮崎家住宅」が、郷土博物館の隣に移築され一般公開されている。
美術館は欅、楓、樫、杉などの木々に囲まれた民家風の木造建物(築150年の奥多摩民家を解体し、その部材で建てている)。多摩地域にかかわりのある作家や作品を年間4~5回展示、建物と周囲の風景が楽しめる。
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