日本橋・京橋周辺の美術館巡りに役立つ、中央区の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。東京駅からも近く列車の時間まで少し時間があるのなら美術鑑賞で有意義な時間を過ごすのもおすすめです。
江戸時代から続く老舗が多い街。三越やヤマサなど歴史ある店やその土地ゆかりの美術館があり貴重なコレクションを鑑賞できます。
重要文化財の三井本館の中に創られ、三井グループで知られる三井家が江戸時代から収集した美術品4000点を収蔵展示する美術館。所蔵品は国宝、重文など名品優品が含まれる茶道具類を主とし、他にも円山応挙をはじめとする円山派の絵画、中国古拓本の聴氷閣コレクション、書跡、能面などを所蔵。
カラーメゾチントの新しい版画技法を開拓した作家として知られる、浜口陽三の作品を収蔵・常設展示する唯一の美術館。ヤマサ醤油株式会社10代目濱口儀兵衛の三男として生まれ、1998年にヤマサ醤油株式会社が開設した美術館には、初期作品から晩年まで幅広いコレクションの中から各時代の代表作を50点ほど選び、愛用の道具類と共に紹介している。
日本橋エリア 気になるその他の施設
貨幣博物館(東京都中央区日本橋)
日本銀行による貨幣コレクションの展示。
凧の博物館(東京都中央区日本橋)
江戸凧を始め日本全国から集められた凧のコレクション。昭和6年創業、人気の洋食屋さん「たいめいけん」ビル2階に。
ビジネス街であり、近年は大型の複合ビルもでき観光スポットとしても注目のエリア。その中にあって喧騒を離れてゆっくり鑑賞できる美術館はうれしい。
東京国立近代美術館フィルムセンターが、2018年4月1日に独立し、6館目の国立美術館となった。 明治期には映画館、昭和初期には日活本社が建っていた場所に、1952年国立近代美術館の映画部門として開設。 国内外の映画フィルムや、ポスター、映写機など映画関連の貴重な資料を所蔵し、所蔵フィルムの上映や映画に関する企画展示を行っている。
2015年から休館中のブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館」に改称し2020年1月開館。主な所蔵品は19世紀フランス印象派と20世紀の西洋絵画で他に明治期以降の日本近代洋画、第二次大戦後の抽象絵画など。旧美術館の約2倍の広さとなった美術館は、ミュージアムタワー京橋の1階〜6階で4階〜6階の3フロアが展示室。
京橋エリア 気になるその他の施設
BAG-Brillia Art Gallery(東京都中央区京橋)
マンションブランド「Brillia」を展開する東京建物が運営するギャラリー。壁面を活かし平面作品をメインに展示ができるギャラリーと、空間全体を活かし立体作品などが展示できるギャラリーで構成。
資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座)
1919年に開館した現存する日本で最古の画廊。「新しい美の発見と創造」を活動理念とし、現在は現代美術を主軸にしている。
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