多摩北部(小平市)、東部(三鷹市、武蔵野市)、中部(小金井市、府中市)の美術館巡りに役立つ美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。
6つの大学や専門学校などがあり、多くの若者が集まる学園都市。また、 玉川上水、野火止用水、狭山・境緑道、都立小金井公園を結ぶ小平をぐるりと一周する約21キロメートルの水と緑の散歩道「小平グリーンロード」がある。
アートからデザインまで多様な企画展や所蔵品展など年間約10本の展覧会を開催し、入場無料で一般にも公開している。約3万点におよぶポスターや、約400点の近代椅子など4万点をこえる所蔵品は、デザイン研究の基礎資料として社会的にも大きな意義を持つコレクションを形成している。
小平市が生んだ、日本近代木彫界の巨匠彫刻家・平櫛田中(文化勲章受章者)の終えんの館を保存し、公開するために展示館として開館。庭園を観賞する中で、平櫛田中芸術の真髄(優れた写実力と深い精神性、彩色など)を味わえる。
大正6年開園の三鷹市と武蔵野市にまたがる井の頭恩賜公園をはじめ緑豊かで水環境にも恵まれた都市。住みたい街としての人気も高い。
中近東の歴史的文化を専門的に研究、成果を公開する施設。「粘土の文明シュメール」「ファラオの時代のエジプト」「ローマ時代の中近東」そして「モンゴルの侵入とイル・ハーン朝」など収蔵品で、年代順に常設展示。建物の設計は岡田新一。
商業施設CORAL5階に位置するギャラリー。三鷹市ゆかりの作家や近現代美術を中心に、文学などジャンルにとらわれない企画展を開催している。駅前という立地と午後8時まで開館していることから、仕事帰りに気軽に行けることが利点となっている。
『迷子になろうよ、いっしょに。』をキャッチコピーに宮崎駿が発案した日本初のアニメーション美術館。常設展示室「映画の生まれる場所」や企画展の他、子どもが乗れるネコバスやオリジナル短編映画の上映などジブリの世界を楽しめる。都立井の頭恩賜公園西園内にあり、入場は日時指定の予約制になっている。
三鷹駅近くのビル ポリフォニー三鷹3階にあるオルゴール館。100年以上も前に作られたアンティークオルゴールや、自動演奏楽器、オートマタを所蔵、展示し、自動演奏なども楽しめる。
小日常生活と文化芸術を結び親しむ場として、ショッピングセンター「コピス吉祥寺」7階に位置する美術館。コンパクトな施設ながら、企画展示室では野田九浦をはじめとする日本画、油彩画、版画、写真などの収蔵品展や、多彩なジャンルの企画展覧会が行われ、市民ギャラリーとしても利用されている。 銅版画家浜口陽三と、木版画家萩原英雄の記念室もある。
町田市、八王子市の美術館巡りに役立つ、多摩南部の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。
大正から昭和にかけて活躍した洋画家中村研一の旧宅の庭に建てられた財団法人中村研一記念美術館の寄贈を受け、平成18年4月に中村研一記念小金井市立はけの森美術館として開館。中村研一の所蔵作品展の他、特別展を年に1、2回開催。美術館裏には湧水の庭があり、その湧水の流れに沿って「はけの小路」(遊歩道)が設けられている。
江戸東京の歴史的・文化的価値の高い建物を移築復元した野外博物館。午砲や郵便差出箱、2・26事件の現場にもなった高橋是清邸など復元された建物は、茅葺きの民家や下町の雰囲気を感じさせる商店など多岐にわたる
緑豊かな都立府中の森公園の中にある美術館。近代以降の日本美術に焦点を当て、江戸後期から現代にいたるまでの、府中市にゆかりのある作家や、国内外のすぐれた作家の絵画を中心に収集、展示している。また、洋画家牛島憲之の作品を常設展示する牛島憲之記念館も併設している。
多摩北部エリア 気になるその他の施設
ガスミュージアム(東京都小平市大沼町)
東京ガスが運営する歴史博物館。明治時代からのさまざまな「ガス器具類」約1,200点や、「明治錦絵」を約400点収蔵。常設展示の他、企画展も開催している。
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