ワンコインで美術館巡

500円以内でアートを楽しめる!入館料や常設展の観覧料が安い美術館と入場無料の美術館も併せてご紹介。ワンコインで時代の文化歴史に触れ、日本の名品、世界の名画に感動したり、感心したり。仕事帰りに、週末にお気に入りのミュージアムを見つけて立ち寄ってみてはどうですか。

500円以下で鑑賞できる、こだわりの常設展

常設展は美術館の所蔵するコレクションを展示することが基本で、美術館を代表する作品や、テーマに沿ってセレクトされた作品を観ることができます。展示の内容や方法に工夫を凝らしていることも多く楽しく鑑賞できます。

すみだ北斎美術館(東京都・墨田区亀沢)

浮世絵師 葛飾北斎が生まれ育ったゆかりの地に建つ美術館。北斎の作品や資料を主に所蔵し、墨田区が収集したもの、北斎や浮世絵研究で知られるピーター・モースや楢崎宗重から譲り受けたものなどがあり企画展などで公開している。常設展示では北斎のアトリエ再現模型や、北斎漫画などをタッチパネルで紹介している。建築設計は妹島和世建築設計事務所。

🔖 常設展示室観覧料
一般 400円
高校生・大学生・専門学校生・65歳以上 300円

✤ 割引サービス/お誕生日月割引、メールマガジン会員割引、リピーター割引など

※ 観覧料、割引サービスなど詳細は美術館HPでご確認ください

常設展の入場料が安い北斎美術館の展示風景/

東京都現代美術館(東京都・江東区三好)

1926年に開館した東京府美術館のコレクションを引き継ぎ、1995年3月に東京都現代美術館として開館。 戦後美術を中心に、近代から現代に至る約5,500点の作品を収蔵し「MOTコレクション」展で会期ごとに様々な切口を設けて作品を展示。さらに大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展を開催。

🔖 コレクション展観覧料
一般 500円
大学生・専門学校生 400円、高校生・65歳以上 250円、中学生以下無料

東京国立近代美術館(東京都・千代田区北の丸公園)

日本画、洋画、版画、水彩・素描、写真など美術の各分野にわたる13,000点もの作品を所蔵。コレクション展では所蔵品の中から会期ごとに約200点がセレクトされ、20世紀初頭から今日に至る約100年間の日本の近代美術の流れが、12の展示スペースで紹介される。

🔖 所蔵作品展観覧料
一般 500円
大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上無料

国立西洋美術館(東京都・台東区上野公園)

印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション(松方コレクション)を母体とした西洋の美術作品専門の美術館。中世末期から20世紀初頭の名画や彫刻など世界各国の美術品を所蔵。また約4,500点を数える版画(2022年4月現在)も所蔵している。世界遺産に登録されたル・コルビュジエ設計の建物も見どころの一つ。

🔖 常設展観覧料
一般 500円
大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上無料

大田区立龍子記念館(東京都・大田区中央)

大画面の作品を描いた画家として知られる日本画家・川端龍子が、自身の作品を展示するため自ら設計した記念館。作品はテーマに沿って企画展示され、スケールの大きな作品を鑑賞することができる。記念館の向かいには亡くなるまで過ごした旧居やアトリエ、庭園があり1日3回案内付きの見学会が行われる。

🔖 通常展観覧料
大人 200円
中学生以下 100円、65歳以上(要証明)、未就学児 無料

世田谷美術館(東京都・世田谷区砧公園)

緑豊かな砧公園の一角に位置する美術館。近現代の作品を中心に、日本国内や海外の作品も含め約16,000点の美術作品を収集。なかでも、アンリ・ルソーなど素朴派などの作品、世田谷区ゆかりの作家の作品は、コレクションの大きな柱となっている。また、北大路魯山人の作品、駒井哲郎の版画作品も多く所蔵している。

🔖 ミュージアム コレクション観覧料
一般 200円
大学生・高校生 150円、中学生・小学生、65歳以上 100円
※世田谷区内在住・在校の小・中学生は土曜、日曜、祝・休日及び夏休み期間は無料

板橋区立美術館(東京都・板橋区赤塚)

江戸狩野派を中心とした近世絵画、大正から昭和前期の前衛美術、区内ゆかりの作家などの作品を中心に収集。「江戸文化」「池袋モンパルナス」に焦点をあてた企画展や「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」などの展示・紹介を通して、広く親しまれる美術館をめざしている。

🔖 館蔵品展観覧料
無料

府中市美術館(東京都・府中市宮西町)

緑豊かな都立府中の森公園の中にある美術館。近代以降の日本美術に焦点を当て、江戸後期から現代にいたるまでの、府中市にゆかりのある作家や、国内外のすぐれた作家の絵画を中心に収集、展示している。また、洋画家牛島憲之の作品を常設展示する牛島憲之記念館も併設している。

🔖 常設展観覧料
一般 200円
大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円

町田市立国際版画美術館(東京都・町田市原町田)

緑豊かな芹ヶ谷公園の一角にある、国内外の版画作品をコレクションする世界でも数少ない版画専門の美術館。 多様な版画の企画展と、収蔵品による観覧無料のミニ企画展を開催。工房やアトリエが一般にも開放され、版画制作を行える。

🔖 ミニ企画展(常設展示室)観覧料
無料

入館料が500円以下!安くても満足度が高い美術館

美術館巡りは好きだけど、近頃は企画展が2000円前後のこともあったりと高い料金が気になる方も多いはず。多くの美術館がある東京なら入館料が安くても見応えのある展示や、建物そのものが魅力的な美術館がたくさんあります。 普段はあまり興味のないテーマでも気軽に立ち寄ってみませんか。

台東区立朝倉彫塑館(東京都・台東区谷中)

日本近代彫塑の基礎をつくった彫塑家、朝倉文夫の美術館。人物像や動物像など初期から晩年までの作品を展示。自ら設計した建物は住居、アトリエ、彫塑塾などからなる。西洋建築と日本建築の要素が見事に違和感なく調合、融合している。

🔖 入館料
一般 500円
高校生・中学生・小学生 250円
毎週土曜日は台東区在住・在学の小、中学生とその引率者の入館料が無料

入館料が安い朝倉彫塑館の外観

台東区立書道博物館(東京都台東区根岸)

洋画家であり書家でもあった中村不折(1866ー1943)が、その半生40年余りにわたり独力で蒐集した、中国及び日本の書道史上重要な資料を展示する専門博物館。 本館では金石関係の考古品を常設展示、新館の中村不折記念館では、企画展・特別展を年に3~4回行い、紙本関係の収蔵品を紹介している。

🔖 入館料
一般 500円
高校生・中学生・小学生 250円
毎週土曜日は、台東区内在住・在学の小・中学生とその引率者の方は無料

石洞美術館(東京都・足立区)

千住金属工業株式会社の社長だった佐藤千壽が収集した世界各地のやきもの、漆器、茶の湯の釜、ガンダーラの仏像など多岐にわたるコレクションを展示。6角形の形をしたユニークな建物で、館内は1階と2階の展示空間をスロープで繋いでいる。

🔖 入館料
一般 500円
学生 300円、小学生以下(要引率者)・65歳以上 無料

黒田記念館(東京都・台東区上野公園)

日本近代洋画を代表する黒田清輝の遺言により、美術の奨励事業に役立てるようにと美術研究所として建てられた記念館。現在館内には、広く知られる「湖畔」をはじめとする油彩画、デッサン、写生帖、書簡などを収蔵、展示している。2015年1月2日リニューアル・オープン。

🔖 入館料
無料

千秋文庫(東京都・千代田区九段)

旧秋田藩主佐竹家に伝わる古文書・古記録・模写絵・古地図・古戦場絵図・城絵図・維新開国資料などの他、藩主所用の花押・印章類など中世から近世にかけての武家の興亡の歴史をかいまみる事ができる。館蔵品を中心に年に3回の企画展を開催。

🔖 入館料
一般 450円
大学生・高校生 350円、中学生以下 無料

国立映画アーカイブ(東京都・中央区京橋)

東京国立近代美術館フィルムセンターが、2018年4月1日に独立し、6館目の国立美術館となった。 明治期には映画館、昭和初期には日活本社が建っていた場所に、1952年国立近代美術館の映画部門として開設。 国内外の映画フィルムや、ポスター、映写機など映画関連の貴重な資料を所蔵し、所蔵フィルムの上映や映画に関する企画展示を行っている。

🔖 展示室観覧料
一般 250円
大学生 130円、高校生以下及び18歳未満、65歳以上 無料

🔖 所蔵作品上映 料金
一般 520円
高校・大学生・65歳以上 310円、小・中学生 100円

中村屋サロン美術館(東京都・新宿区新宿)

「中村屋サロン美術館」は芸術に深い造詣を有し、多くの若き芸術家を支援した「中村屋」の創業者、相馬夫妻が残した芸術・文化の薫りを今に伝えるべく、2014年10月、新宿中村屋ビル3階に開館。中村屋が所蔵する彫刻家 荻原守衛、洋画家 中村彝作品を中心に新進芸術家の作品を紹介・展示している他、企画展も開催。

🔖 入館料
一般 展示内容により異なるが概ね100円〜300円、高校生以下無料

久米美術館(東京都・品川区上大崎)

美術館は、近代歴史学成立期における先駆者である歴史家久米邦武と、その長子で明治洋画壇の指導的役割を果たした、洋画家の久米桂一郎の資料類や絵画作品を中心に展示している。また桂一郎の友人であった黒田清輝の作品を盛り込んだ展示や、久米、黒田の教え子たちの作品展なども順次行っている。

🔖 入館料
一般 500円
大学生・高校生 300円/中学生・小学生 200円

郷さくら美術館 東京(東京都・目黒区上目黒)

昭和生まれの日本画家の作品を中心に収集している現代日本画の美術館。毎回テーマを設けて構成されるコレクション展を中心に、年に4、5回の展覧会を開催。また、「一年を通じて満開の桜を日本画で楽しんで頂く」というコンセプトに基づき、桜がモチーフの屏風作品を含めた大作十数点を常設する展示室が設けられている。

🔖 入館料
一般 500円
シニア(70歳以上)400円、大学生・高校生 300円 、中学生 100円、小学生 無料

宮本三郎記念美術館(東京都・世田谷区奥沢)

昭和洋画壇を代表する画家・宮本三郎が、長きにわたり制作の拠点とした場所に、世田谷美術館の分館として開館した美術館。宮本家より寄贈を受けた油彩、水彩・素描合わせて4,000点近くの膨大な作品を、年間を通じて様々な視点で紹介している。

🔖 入館料
一般 200円
大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上 100円

武蔵野市立吉祥寺美術館(東京都・武蔵野市吉祥寺本町)

小日常生活と文化芸術を結び親しむ場として、ショッピングセンター「コピス吉祥寺」7階に位置する美術館。コンパクトな施設ながら、企画展示室では野田九浦をはじめとする日本画、油彩画、版画、写真などの収蔵品展や、多彩なジャンルの企画展覧会が行われ、市民ギャラリーとしても利用されている。 銅版画家浜口陽三と、木版画家萩原英雄の記念室もある。

🔖 入館料
常設展 100円
企画展:一般 300円
企画展:高校生・中学生 100円、小学生以下・65歳以上 無料
※企画展の料金は常設展の料金を含む

江戸東京たてもの園(東京都・小金井市桜町)

江戸東京の歴史的・文化的価値の高い建物を移築復元した野外博物館。午砲や郵便差出箱、2・26事件の現場にもなった高橋是清邸など復元された建物は、茅葺きの民家や下町の雰囲気を感じさせる商店など多岐にわたる

🔖 入館料
一般 400円
65歳以上 200円、大学生(専修・各種含む) 320円、高校生・中学生(都外) 200円、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料

小平市平櫛田中彫刻美術館(東京都・小平市学園西町)

小平市が生んだ、日本近代木彫界の巨匠彫刻家・平櫛田中(文化勲章受章者)の終えんの館を保存し、公開するために展示館として開館。庭園を観賞する中で、平櫛田中芸術の真髄(優れた写実力と深い精神性、彩色など)を味わえる。

🔖 入館料
一般 300円
中学生・小学生 150円
※2年に一度開催の特別展の際は料金が異なります

玉堂美術館(東京都・青梅市御岳)

明治期から昭和期にかけて活躍した日本画壇の巨匠・川合玉堂が、青梅市御岳渓谷で過ごしたのを記念して建てられた。奥多摩の自然と見事に融合した建物は、数奇屋建築で名高い、故・吉田五十八氏による設計で、本格的な枯山水庭園がある。奥多摩を描いた作品や遺品、当時のアトリエを再現した部屋などが展示されている。

🔖 入館料
一般 500円
大学生・中学生・高校生 400円、小学生 200円

500円以下で入れる!見応え十分の企業ミュージアム

企業が商品などの歴史や文化を紹介する企業ミュージアムは料金が安いのが魅力です。中には入館無料の施設もあります。しかも各施設では展示内容も工夫を凝らしており、観るだけではなく、学ぶ、体験するなど楽しめるミュージアムが多いのも特徴です。

郵政博物館(東京都・墨田区押上)

日本の郵便の資料や、約33万種の切手など郵便および通信に関する収蔵品を展示・紹介する博物館。明治から昭和の時代に実際に使っていた制服やポスト、備品などからは郵便の苦労や工夫が伝わってくる。スカイツリーに隣接するスカイツリータウンに直結。

🔖 入館料
一般 300円
高校生・中学生・小学生 150円

入館料が安い郵政博物館の展示室内

たばこと塩の博物館(東京都・墨田区横川)

「たばこ」と「塩」の歴史と文化を紹介するために、日本たばこ産業株式会社(旧・日本専売公社)が運営する博物館。たばこの起源から世界への普及、日本への伝来・現代までの歴史を、喫煙具、浮世絵やポスター、ジオラマ、映像など多彩な資料で紹介。また、世界の塩や、日本での塩作りの歴史、塩の科学なども紹介している。

🔖 入館料
一般・大学生 100円
満65才以上・高校生・中学生・小学生 50円

東武博物館(東京都・墨田区東向島)

東武鉄道の歴史や文化、役割を紹介する博物館。明治から昭和期に実際に走っていた蒸気機関車、木造電車、ボンネットバスなどの車両や、歴史を伝える貴重な資料を展示。実物の運転台で前方の風景を見ながら、電車やバスの運転体験ができる。

🔖 入館料
一般 200円(交通系電子マネー)、 210円(現金)
子ども(4歳~中学生) 100円

貨幣博物館(東京都・中央区日本橋)

日本銀行が貨幣および貨幣に関する歴史的、文化的な資料を収集・保存、調査研究を行い公開する施設。常設展示では、豊臣秀吉や徳川家康がつくらせた金貨(大判)や、明治時代に発行された最初の日本銀行券の展示、現在の日本銀行券の偽造防止技術について体験できるなど日本のお金の歴史について、分かりやすく楽しみながら学ぶことができる。

🔖 入館料
無料

※ 一般の料金より割引になる場合は、年齢を証明するものの提示を求められることがあるので、健康保険証や運転免許証、学生の場合は生徒手帳・学生証などを用意して出掛けましょう。

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東京の美術館 展覧会情報

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月曜日に開館している東京の美術館!

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おすすめ!東京の美術館のレストラン&カフェ

鑑賞の余韻に浸りながら楽しめるカフェをご案内。

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