東京都内にある陶芸作品を鑑賞できる美術館をご紹介します。戸栗美術館、松岡美術館はともに陶磁器を愛したコレクターによる名品が鑑賞できます。また、東京国立博物館の総合文化展(常設展)の陶磁器コーナーは定期的に展示替えが行われ通年名品が鑑賞できます。
日本のみならず世界的にも評価の高い古陶磁専門美術館。古陶磁器7000有余点 古書画4000有余点を収蔵(平成13年10月現在)。 年に数回館蔵品によるテーマ展示を常時開催している。
設立者であり現代陶芸のコレクターであった菊池智のコレクションを母体に、現代陶芸の紹介を目的として、2003年に開館。富本憲吉、八木一夫、加守田章二、藤本能道、鈴木藏、栗木達介など、名だたる作家の作品を主に所蔵。展覧会では現代陶芸を中心に、優れた造形作品を紹介している。閑静な高台にある美術館で、館内には篠田桃紅の作品が常設展示されている。
手鑑「見努世友」、伝藤原行成「久松切和漢朗詠集」をはじめ日本、中国の書跡の名品や縄文土器から江戸時代までの日本の主要な陶磁器、伴大納言絵巻(国宝)やジョルジュ・ルオーなど国内外の絵画など多彩なコレクションを収蔵、展示。収蔵品による企画展は年6回、特別展も開催。東京の帝国劇場9階に位置し、皇居周辺が眺められるようにソファが配置されたロビーが休憩スペースとなっている。
✤陶片室(展示室5)では日本をはじめアジア各地の遺跡や窯跡から出土した世界各地の貴重な陶片資料を常時展示している。
明治5年に開館した日本で最初の博物館。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品、 歴史資料、考古遺物などを収蔵。その数は11万件以上に及ぶ。 主に所蔵品と寄託品で構成される平常展の他、年5回程度特別展を開催している。
✤尾形光琳・深省(乾山)合作 の「銹絵観鷗図角皿」、青木木米作「染付龍濤文提重」、 唐時代の「唐三彩竜耳瓶」をはじめ重要文化財を多数所蔵。(展示作品については東京国立博物館HPでご確認ください。)
古代オリエント美術、ヘンリー・ムア等の現代彫刻、ガンダーラ・インド彫刻を常設展示。 2階展示室では洗練された鑑賞陶磁コレクションとして世界的に知られている東洋陶磁を 企画展を通し常に展示紹介。また日本絵画、ヨーロッパ近代絵画も定期的に企画展を開催。
2020年10月に南青山に開館した美術館で、ピカソの許可のもと厳重に管理・制作された「エディション」と呼ばれるセラミック作品約500点を中心に、地下1階の企画展示室と2階の常設展示室で公開している。1階にはヨックモックグループのカフェも併設。
東京近郊の陶芸美術館
近代陶芸の先覚者、板谷波山。
優れた古陶磁に学んだ北大路魯山人。
茨城県ゆかりの陶芸家と、笠間焼を紹介。
素朴なやきもの、益子焼を紹介。
広大な敷地二広がる個性豊かな美術館。
縄文時代から江戸時代まで日本のやきもの。