静岡県の美術館一覧です。ロダンの彫刻、広重の浮世絵、型絵染など静岡ゆかりのアートから国内外のアートまで静岡ならではの美術館・博物館も。美術館巡りにお役立てください。
静岡県の総合美術館。枡目描きで描かれた伊藤若冲〈樹花鳥獣図屏風〉を始め池大雅、歌川広重、モネ、ゴーギャンなど国内外の絵画を展示する本館と、 「地獄の門」や「カレーの市民」をはじめとするロダンの彫刻作品を中心に展示するロダン館がある。 屋外彫刻プロムナードも館の特徴のひとつ。
【掲載カテゴリー】彫刻、造形
型絵染の人間国宝に認定された染色作家・芹沢けい介の美術館。 植物、動物、風景、文字などをモチーフにした帯、着物、のれん、屏風などの型絵染作品約800点と コレクション約4500点は年3回展示替え。建物の設計は白井晟一の代表作。
東海道五十三次などで知られる浮世絵師、歌川広重の作品を中心に約1200点の版画を収蔵、展示する美術館。コレクションの中には、世界に数点しか存在しないといわれる 「木曽海道六十九次之内・中津川」の貴重な作品も。
【掲載カテゴリー】浮世絵
コレクションは尾形光琳筆「紅白梅図屏風」、野々村仁清作「色絵藤花文茶壷」、 手鑑「翰墨城」の国宝3点をはじめ重要文化財62点を含む約3500点、 東洋美術を中心にした絵画、書蹟、工芸など各分野に渡る。
【掲載カテゴリー】国宝
函南町民の財産である貴重な文化財を、後世に保存継承するとともに 多くの人が鑑賞し、学ぶことができる施設として2012年4月に開館。 平安時代の「薬師如来像」や鎌倉時代の「阿弥陀三尊像」を始め 二十四体の仏像群を心静かに鑑賞することができる。
日本美術の展覧会を中心に開催する美術館で、工芸、絵画、写真など多彩な展覧会を楽しむことができる。常設展示室では、 刀剣や仏像をはじめとする収蔵品の一部を公開。 四季折々の表情を楽しめる日本庭園を併設している。
【掲載カテゴリー】庭園がある美術館
975年に開館した日本初の本格的現代美術館。20世紀に活躍した作家、なかでも「人間」を テーマとするものを中心にした絵画や彫刻のコレクションを展示する美術館。 ルノワール、ボナール、ピカソ、マチス、レジェ、シャガール、ミロ、ダリなど。 建物は彫刻家・井上武吉の設計。
「機械仕掛けの芸術品」と言われ、ヨーロッパの王侯貴族たちに愛されたオートマタ専門の美術館。 作品展示のほか、オートマタ製作者「ミッシエル・ベルトラン」のアトリエの再現した展示室や、 ビデオ鑑賞コーナー、実演コーナーなども。
ヴィクトリア王朝時代(1837~1901)を中心に、貴族社会の華やかな時代の宝飾品やドレスを展示。 19世紀初期~20世紀初期まで年代別に紹介・展示している。 豪華なアンティーク調のドレスを着てパチリ!記念写真コーナーも。
世界最古の陶磁器と中国古代のおもちゃなど700点、250年前の中国皇室の香水瓶約500点、 「清康熙年間在銘(豆彩盤)」や「清乾降年間ガラス碗(宮廷の官碗)」など 清王朝時代の乾隆ガラスを展示している。
【掲載カテゴリー】ガラス工芸品
小さなオルゴールから大きな自動オルガンまで展示室、ホールに約130点を展示。 またアンティークオルゴール、自動演奏楽器のコンサートをわかりやすい解説と共に紹介している。 オルゴール以外にも音楽にちなんだレトロコレクションも豊富。
植物の姿を正確で細密に描く植物図鑑のための絵画、ボタニカルアート(植物画)。 春の野を彩るレンゲの花や野辺に咲くスミレの花など、身近な花の美しさに惹かれ絵筆を動かしてきたという、 高橋京子の作品を展示する美術館。
100年以上も前に作られた美しいビスクドール(磁器焼き人形)に魅せられ、 ベビーやヨーロッパの貴婦人、凛々しい天草四郎、市松風の和人形たちなど、 純粋で、美しいと思うものをそのまま形にしてきたという、三輪輝子の世界を堪能できる。
色彩の魔術師と称される、ワイルドスミスの光あふれる色使いや、技法などの魅力を紹介する美術館。 代表作「ワイルドスミスのABC」など1冊の絵本に焦点をあて展示している。 季節やテーマに沿った原画を色々な絵本の中からの展示も。
【掲載カテゴリー】絵本
自然あふれる伊豆高原に建つ、絵本作家であり、また「絵本も描けるウクレレ釣り師」として異名のある 自然派アーティスト、村上康成の美術館。 館内では絵本原画の展示やトーク&ライブなどのイベントが行われる。
上原近代美術館と上原仏教美術館が一つになり、2017年に上原美術館となった。マネ、ルノワールなどの西洋絵画や、梅原龍三郎、須田国太郎などの日本絵画を収蔵する近代館と、平安、鎌倉時代の仏像や、奈良時代の古写経、近現代の仏像など幅広い仏教美術を収蔵する仏像館がある。
【掲載カテゴリー】彫刻、造形
日本でも珍しい漆喰芸術の美術館。松崎町出身の鏝絵の名工・入江長八による、 西洋のフレスコに優るとも劣らない漆喰鏝絵の作品約50点を展示。 建物の設計は石山修武。この美術館が授賞対象となり「吉田五十八賞」を受賞している。
【掲載カテゴリー】有名建築家が設計
藤田喬平、扇田克也、パヴェル・フラヴァ、ハワード・ベン・トレなどの国内外の現代ガラスアートの展示と 気軽に楽しめるガラス工芸の体験工房・特別講座がある。
【掲載カテゴリー】ガラス工芸品
現代具象絵画の巨匠ベルナール・ビュフェのモノクロームの初期から晩年までの 代表作品(油彩・水彩・デッサン、その他版画)などを所蔵。 美術館の設計は菊竹清訓。 ビュフェこども美術館も併設している。
❖ 静岡県の美術館巡りにおすすめの宿 ❖
資生堂の昭和初期からのポスターや新聞、雑誌広告、CF作品など宣伝活動の制作物約2000点を展示。 創業時からのパッケージデザインや広告表現などから、時代の移り変わりを見ることができる。 年数回、絵画、彫刻、工芸品の企画展も開催。)
【掲載カテゴリー】有名建築家が設計
天竜市出身、女流日本画家・秋野不矩がインドの風景、寺院などをテーマに描いた作品を中心に 常設展示する美術館。建物の設計は藤森照信。 小高い丘の上に建ち、自然素材をできる限り自然に近い状態で使い、自然との調和に配慮している。
大草山山頂に建つアンティークオルゴールを主にしたミュージアム。 シリンダーやディスク等のオルゴール、自動演奏ピアノ、オートマタなど各種のオルゴールが 見学と共に毎時30分間行われるコンサートでも楽しめる。 また360°浜名湖のパノラマが楽しめる屋上にはミュージカルカリヨンがある。
18~19世紀の伝統的ガラス絵や現代作家によるガラス絵と、 多くの浮世絵師によって描かれた遠州各地の風景が描かれている版画を収蔵、常設展示。 他に月毎の企画展、子供美術館教室、講演会、映画会などを開催している。
浜松市内の実業家、平野家三代で収集した近・現代の日本画をはじめ、 洋画や現代アート、書、工芸など美術品約2000点を収蔵し、 春夏秋冬の4回に分け、展示、順次公開している。特別展も随時開催。
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