木、石、土、金属などを素材とした彫刻、造型の美術館、博物館のご紹介です。ロダンや平櫛田中などの彫刻家の作品、展覧会で人気の仏像彫刻、そして現代彫刻など様々です。屋外に作品を展示した野外美術館もおすすめです。
美唄市出身で国際的に活躍する彫刻家 安田侃の作品を展示する野外彫刻美術館。閉校となった小学校跡地を中心にして、木造校舎をギャラリーに、屋外には大理石やブロンズ等の作品を配置。約7万m²の敷地に丘や森が広がり、四季折々の自然と彫刻とが調和する野外美術館となっている。
札幌出身の彫刻家、本郷新のブロンズや木彫等の作品約100点を中心に常設展示。 別館の本郷新記念館では、彫刻原型、油絵、デッサン、版画等の作品の他、制作道具、生活用品、 図書や本郷新がコレクションした他の作家の作品を紹介している。
札幌芸術の森は、主にロダンに始まる近・現代の彫刻史をたどることのできる作品を 収集、展示する札幌芸術の森美術館と、74点の彫刻作品を屋外に常設展示する野外美術館 彫刻家 佐藤忠良による家族や子どもをモチーフにした彫刻、素描を所蔵、展示する 佐藤忠良記念子どもアトリエ、その他各種芸術施設が点在する複合芸術文化施設。
ロダン、ムーア、マンズーなど西洋の近代彫刻を主とした彫刻コレクションを中心に、年に数回の企画展と、コレクション展を交互に開催している。また、建築家の阿部仁史設計の太平洋を見渡せる丘陵地に建つ美術館は、鋼板を用いた外観や内部の個性的な空間も見どころです。 ※ 画像は、オーギュスト・ロダン「カレーの市民、ピエール・ド・ヴィッサンの右手」(1886年頃)ブロンズ
収蔵する主な彫刻作品
オーギュスト・ロダン 《カレーの市民、ピエール・ド・ヴィッサンの右手》
エミール・アントワーヌ・ブールデル 《 マドレーヌ・シャルノ》
ヘンリー・ムーア 《ヘルメットの頭 no.6》
岩手山、姫神山を眺望する雄大な自然に囲まれた野外彫刻美術館。岩手町特産の黒御影石を主材に優れた石彫作家が制作した作品を展示。たおやかな自然と彫刻が調和したオープンミュージアム。
宮城県や東北ゆかりの日本画、洋画、版画、彫刻、工芸や、抽象絵画のカンディンスキー、 クレー、シーレなどの油彩も収蔵。現代日本の具象彫刻を代表する佐藤忠良のブロンズ作品や、 素描等約1,100点を所蔵し、佐藤忠良記念館で常設展示している。 屋外には子供やウサギなどの動物を題材にした彫刻を展示する「アリスの庭」をはじめ4つの庭園がある。 収蔵する主な彫刻作品 佐藤 忠良《帽子・夏》、《群馬の人》 前庭(野外彫刻)/ヘンリー・ムーア《スピンドル・ピース》、北庭(野外彫刻)/新宮晋《時の旅人》 アリスの庭(野外彫刻)/佐藤忠良《二歳(大)》
明治5年に開館した日本で最初の博物館。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品 歴史資料、考古遺物などを収蔵。その数は11万件以上に及ぶ。 主に所蔵品と寄託品で構成される平常展の他、年5回程度特別展を開催している。 彫刻作品は、平安時代から鎌倉時代の仏像などの木彫像を本館で、 法隆寺献納宝物の6~8世紀までの金銅仏を法隆寺宝物館で展示している。
日本近代彫塑の基礎をつくった彫塑家、朝倉文夫の美術館。人物像や動物像など初期から晩年までの作品を展示。自ら設計した建物は住居、アトリエ、彫塑塾などからなる。 西洋建築と日本建築の要素が見事に違和感なく調合、融合している。
古代オリエント美術、ヘンリー・ムア、エミリオ・グレコなどの現代彫刻、ガンダーラ・インド彫刻を常設展示。東洋陶磁、日本絵画、ヨーロッパ近代絵画の各分野よりテーマを決め定期的に企画展開催している。
記念館は、坂倉準三が設計し、岡本太郎がに84歳で亡くなるまでアトリエ兼住居であった。絵画、彫刻、太陽の塔をはじめ巨大なモニュメントや壁画など、あらゆる作品の構想を練り、制作した場所である。
小平市が生んだ、日本近代木彫界の巨匠彫刻家・平櫛田中(文化勲章受章者)の終えんの館を保存し、 公開するために展示館として開館。 庭園を観賞する中で、平櫛田中芸術の真髄(優れた写実力と深い精神性、彩色など)を味わえる。
石彫家、浅賀正治の御影石による彫刻モニュメント作品や、ブルガリアの石刻家たちの作品を紹介。 海外の石彫家が一ヶ月間、館に滞在し地域と交流しながら作品を制作していくイベントも開催している。
「日本庭園と彫刻と絵画の美術館」をキャッチフレーズに国内外の近・現代の作品を収蔵。 日本庭園や館内にはロダン、ブールデル、舟越保武をはじめとする彫刻作品を展示。 またJ.P.ローランス、ヴラマンク、田中保等の油彩画を中心に日本画、版画など幅広く収集している。
ピカソの陶器の作品を中心に、油絵や素描、版画など多彩な作品を展示するピカソ館、本館、アートホール、 そしてルノアール、ユトリロなどの名画を展示する絵画館、 彫刻の森美術館最大の魅力でもある野外展示ではムーア、ロダン、マイヨール等の近現代の彫刻作品が見られる。
静岡県の総合美術館。池大雅、歌川広重、モネ、ゴーギャンなど国内外の絵画を展示する本館と 、「地獄の門」や「カレーの市民」をはじめとするロダンの彫刻作品を中心に展示するロダン館がある。 屋外彫刻プロムナードも館の特徴のひとつ。
上原近代美術館と上原仏教美術館が一つになり、2017年に上原美術館となった。マネ、ルノワールなどの西洋絵画や、梅原龍三郎、須田国太郎などの日本絵画を収蔵する近代館と、平安、鎌倉時代の仏像や、奈良時代の古写経、近現代の仏像など幅広い仏教美術を収蔵する仏像館がある。
風光明媚な八ヶ岳南麓に位置するミュージアム。 マスク、立像、楽器、テキスタイル、道具、武具など、紀元前から近代までの 世界有数のアフリカ美術1800点と、アジア、オセアニア、インドネシアなどの 少数民族の美術品700点を所蔵、展示している。
八ヶ岳山麓、清里の森に建てられた異色の彫刻家、田中治彦の個人美術館。 展示室は自ら設計したもので、年代ごとに金やプラチナなどを使った宝石彫刻の作品を展示している。 ときおり展示室に現れて作品の説明もしてくれる。
「種をまく人」をはじめとするミレーの作品を中心に、ルソー、ドービニーなど 同じバルビゾン派の作家や藤田嗣治、梅原龍三郎などの作品を展示。 緑豊かな芸術の森公園内には、ロダン、へンリー・ムア、ブールデル、マイヨールなどの彫刻も。
ドイツの芸術カメオ彫刻家の巨匠ディーター・ロート、G・シュミット、 イタリアの巨匠カルロ・パラーティ、C・ガリオーネを中心にした世界のアートジュエリーの数々と 宝石彫刻画、彫金の堀内利之、三沢栄一作品を展示している。
31歳の若さで夭逝した近代彫刻家、荻原守衛(碌山)の彫刻、絵画、書簡などを中心に、 碌山にゆかりのある高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎等の作品を展示。 近代彫刻の流れの展開をみることができる。西欧教会風の建物は安曇野のシンボル。
美ヶ原高原の一角にあり自然と芸術との調和をテーマに、現代彫刻を中心に常設展示する美術館。 約15年間ロダンの助手(彫刻の下彫り工)を務めたブールデル、セザール、井上武吉など 国内外の彫刻家の作品を屋外、屋内に展示。箱根・彫刻の森美術館の姉妹館でもある。
ミロのビーナス、ハンムラビ法典碑をはじめとする古代から 近代までのパリ・ルーブル美術館の作品を復刻展示する、パリ・ルーブル美術館の姉妹館。 写真やテレビでしか 見られなかった作品を、日本の地でゆっくり鑑賞することができる。
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FELISSIMO(フェリシモ)
現代美術を中心とした、国内最大規模約8,000点のコレクションを有する国立美術館。竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインの美術館は完全地下型ではあるが、ガラス張りの天井から太陽光が差し込む明るく開放的な美術館となっている。
JR新大阪駅から車で10分。複合施設「アメニティ江坂」の中に設けられた緑地庭園の一角にあり、 マイヨール、ロダンなど、近代・現代彫刻の作品だけを集めた美術施設。 稀少価値の高いデスピオのデッサンやアフリカ彫刻も展示している。
野外彫刻公園と屋内の美術館で構成された芸術空間。朝 来町出身で文化功労者の彫刻家、淀井敏夫の生涯作品を屋内外に常設展示。 芸術などの情報提供コーナーやワークショップによる教育普及活動を展開している。
仏教伝来をテーマに「シルクロードシリーズ」を描き続ける、日本を代表する日本画家、平山郁夫の作品と、 子供や女性をテーマに、常に温かな眼で人間を見つめ続けてきた彫刻家、佐藤忠良の 彫刻作品や素描を中心に常設展示している。
ロダンの彫刻を展示する「ロダンの部屋」をはじめ、上村松園、川合玉堂、加山又造などの日本画、 梅原龍三郎、小磯良平、藤田嗣治などの洋画、ロダン作品の他、アンデルス・ゾルン、ブールデル、 石井厚生などの彫刻作品を収蔵、展示している。
「自然主義的写実主義」といわれる作風を確立した近代彫刻家、朝倉文夫の記念館。 「墓守」や「時の流れ」など貴重な作品を含む学生時代から晩年の作品や、 ゆかりの品々の展示、ビデオ上映を行っている。清家清設計の記念館は緑豊かな朝倉文夫記念公園内に建つ。
彫刻家、中村晋也のモニュメンタルな作品、パリ留学時代の作品、祈りなど人間の感情を掘り下げた 具象作品など多数展示。1988年には「朝の祈り」で日本芸術院賞を受賞している。 現在制作活動を行っているアトリエに隣接した美術館。
霧島連山の北にある栗野岳の中腹、大自然の中に広がるスケールの大きな美術館。 所蔵作品は、国内外の20名の優れた作家の現代彫刻が展示されている 野外広場・樹林ゾーン・創造の森からなる「野外エリア」とアートホールの「屋内エリア」に。