兵庫県の美術館一覧です。阪神・淡路大震災の文化の復興のシンボル兵庫県立美術館、丹波焼など兵庫県ならではの美術館・博物館も。美術館巡りにお役立てください。
収集と展示の中核は、ロダンから20世紀にかけての海外作品及び 日本の近代彫刻家の作品や、内外の版画作品。 また、郷土ゆかりの日本画、洋画、日本近代を代表する名作、 現代美術作品まで幅広い。美術館の設計は安藤忠雄。
村野藤吾設計の原田の森ギャラリー(旧兵庫県県立近代美術館)西館をリニューアルし、2012年11月にオープン。兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則の3,000点以上に及ぶ作品と貴重な資料を収蔵・展示する他、多彩なイベントを開催。
朝日新聞の創始者、村山龍平翁の収集した日本美術、東洋美術の名品を公開。探幽、光琳などの名画や高野切・継色紙の古筆の世界、刀剣、仏像、茶道具など多岐に渡る。庭や玉石塀など昔のお屋敷街の面影を残す佇まいも見どころのひとつ。
六甲アイランド公園内にあり、神戸が生んだ洋画壇の巨匠、小磯良平の世界を堪能できる美術館。 「二人裸婦」「着物の女」などの代表的な油絵をはじめ、挿絵原画や素描、版画など収蔵、展示。中庭には昭和24年当時のアトリエも復元されている。
コレクション展示室では18~20世紀の西洋衣装、民族衣装、ファッション写真、映像作品を鑑賞できる。様々な視点からファッションを幅広く捉えた企画展も開催。
神戸の地で育まれた芸術文化にふれてもらうことを目的に、 平成19年3月に六甲アイランド・神戸ファッション美術館内に開館。神戸に所縁ある近代から現代の芸術家を主とする作品を所蔵し、常設展示や企画展で紹介している。
良平に師事し、女性らしい優しいタッチで自然の美を描き続ける洋画家、世良臣絵の美術館。 水彩、油彩画や師小磯良平のデッサンなどを常設展示。世良臣絵・水彩画教室も開催。塔のあるレンガづくりの建物は神戸市の建築文化賞を受賞している。
昭和10年に建築された銀行を利用し、神戸と諸外国のつながりや文化を学べる博物館。 館内の南蛮美術館には重要文化財の「泰西王候騎馬図」「四都・世界図」屏風の他、 平賀源内、司馬江漢などを描いた洋風画、長崎絵など約4500点を収蔵、展示。
白鶴酒造七代嘉納治兵衛が収集した美術品を、一般公開するため昭和9年に開館した私立美術館。 所蔵品の中心は中国の古美術品。日本の経巻、書、絵画、勾玉なども。平成7年10月に十代嘉納秀郎が収集した、中近東の絨毯を展示する新館も開館。
ビンテージアンティークドールと オートマータをメインに、世界の国々から表情豊かな人形と機械仕掛け人形を集めた小さなドールミュージアム。常設展示する他、随時企画展も開催している。
株式会社シマブンコーポレーションの創業100周年記念事業の一環として、2009年7月神戸市灘区のBBプラザ2Fに開館した美術館。コレクションは日本を代表する近・現代の画家をはじめ、フランスの巨匠たちによる絵画や版画、彫刻など。コンパクトな美術館ながら館蔵品を紹介するコレクション展や多彩な企画展を開催している。
ランプワークといわれる技法で作られたとんぼ玉をはじめとする古代から現代までのガラス工芸作品約2000点を展示した世界でも唯一のミュージアム。常設展示に加えとんぼ玉やガラスをテーマにした企画展も開催。デモ・体験工房では、初心者でも楽しめるとんぼ玉制作体験ができる。
ルオー、クールベ、ユトリロ、ドラン、ローランサンなどの西洋絵画や富岡鉄斎、 橋本関雪、上村松園、梅原龍三郎、川合玉堂など国内の絵画を所蔵、展示。 他に年5回の特別企画展を開催。 毎年恒例の「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が人気。
小出楢重、吉原治良など芦屋ゆかりの作家の作品を中心に、 内外の名画・名品などを所蔵、展示する美術部門と、 出土した考古資料の展示などの歴史部門を併せた複合施設。 手を動かしてものをつくることを基本にしたワークショップも充実している。
戦前に大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏が収集した古美術類を展示するため、住宅を改装し、氏の雅号であった「滴翠」を冠して美術館を開館。コレクションは京焼や紀州焼などの陶器や人形、かるた、羽子板など2500点にも及ぶ。旧山口吉郎兵衛氏住宅は、昭和を代表するモダニズム建築家の安井武雄氏が設計。
19世紀フランス美術を代表するオノレ・ドーミエの2000点を超える風刺版画、 49点の彫刻、4点の油彩を中心に、同時代の風刺画家たちの作品、時代をさかのぼってイギリスのウイリアム・ボーカスの作品等「風刺とユーモア」を基本テーマの美術館。
宝塚市の清荒神清澄寺の境内にある美術館。第37世法主光浄和上が蒐集した文人画家 富岡鉄斎の作品を公開展示するために昭和50年4月開館。絵画、書をはじめ、鉄斎が絵付を施した器物や手造りの陶器や鉄斎が摸写した粉本など多岐にわたり、晩年の傑作を中心に2,000余点を所蔵し、企画展などで公開している。
赤穂出身の陶工・大嶋黄谷によって創られ、白地に橙色、黒色の 夕焼け空にも似た美しい窯変が特徴の雲火焼を鑑賞できるミュージアム。 継承されずに途絶えたため「幻の雲火焼」と言われる作品や、 復元され「兵庫県伝統工芸品」に指定されている現代の雲火焼などを展示。 赤穂御崎を眺めることができるカフェも併設している。
世界文化遺産でもある、国宝・姫路城の真南に位置し、屋上からは姫路城の 壮麗な姿が一望できる。近現代の陶磁器、絵画の作品収集に力を注ぎ、人間国宝をはじめとする、優れた作家の陶磁器を約800点、 日本の代表的な巨匠絵画作品を約200点を所蔵。 展覧会は年に4回程開催している。
レンガの建物は旧陸軍の軍用倉庫。兵庫ゆかりの作家、橋本関雪の「南国」などの日本画、和田三造などの油彩、そして水彩・素描、版画など多岐に渡る作品を収蔵、展示。ベルギーのシュールレアリズムの巨匠ポール・デルヴォーの作品など、世界的な名品、名画も。
明石城東側に建ち、明石の歴史や文化を8つのテーマで常設展示する博物館。兵庫県や明石にちなんだテーマやゆかりのある作家の企画展の開催のほか、火おこし、十二単・鎧の試着ができる(試着は要予約)体験学習室もある。
実業家で三木町の町長を務めた故堀田光雄氏が寄贈したコレクションと建屋をもとに、1982年開館した美術館。所蔵品は洋画、日本画、書、彫刻、陶芸から海外の工芸品など幅広く、特別展以外は無料で観覧できる。
広大な野外彫刻公園と屋内の美術館によって構成されている。 朝来町出身の文化功労者、淀井敏夫の生涯作品を屋内外に常設展示している。展示室の他、アトリエ室、芸術等の情報を提供する情報コーナーがある。
豊岡市出石町出身の洋画家で文化勲章受章者の伊藤清永の作品を、少年期のスケッチから晩年の大作まで幅広く収蔵している美術館。伊藤清永を含む「豊岡市ゆかりの芸術家」の作品を常設展示する他に、年に2~3回の特別展を開催。
温泉寺の仏教美術と、城崎の遺跡を紹介するため城崎町にある仏教寺院 温泉寺本堂の東側の城崎温泉を見下ろす山腹にある美術館。温泉寺に伝わる鎌倉時代を中心とする仏教関係の文化財と、円山川流域の遺跡から出土した、縄文時代・弥生時代・古墳時代の埋蔵文化財などを常設展示している。
自然豊かで、日本六古窯のひとつ丹波に建てられた「土と語る、森の中の美術館」 丹波焼を始めとする「田中寛コレクション」と近現代の陶芸作品を主に収蔵。 展示棟、エントランス棟、研修棟等から成る施設では、 展覧会の他、陶芸家を目指す次代の人材の養成も行っている。
日本南画界の第一人者で、幼・少年期を淡路島で過ごし黄檗宗寺院の国清禅寺を復興した住職でもある直原玉青の個人美術館。絵画及び書の作品をコレクションの核とする日本ではじめての現代南画美術館。建物は中国の故宮博物館を模している。
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