現代アート作品を所蔵、展示する美術館の紹介です。具象、抽象絵画から、映像、写真、ドローイング、インスタレーション、メディアアートなどさまざまです。まずは観て、感じてください。
十和田市による「Arts Towada」計画の中核施設としてオープンした美術館。 現代美術のアーティストによる作品を常設展示する個々の展示室を「アートのための家」として独立させ、 敷地内に建物を分散して配置し、それらをガラスの廊下でつなげるユニークな展示方法をとっている。
1976年に現代アート作家である故中本誠司によって、彼の作品の発表の場、 アトリエとして設計された、白いスペイン風のお城のような美術館。 アーティストの交流の場、多くの展覧会、イベント、コンサートなどを企画、開催している。
1926年に開館した東京府美術館のコレクションを引き継ぎ、1995年3月に東京都現代美術館として開館。 戦後美術を中心に、近代から現代に至る約5,500点の作品を収蔵し「MOTコレクション」展で会期ごとに様々な切口を設けて作品を展示。さらに大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展を開催。
多彩なイベントや講演会、個性的な展覧会など、独特の視点で現代美術を紹介している。 コレクションは1960年代以降に制作された海外作品が中心。 スイス人建築家マリオ・ポッターが設計した建物も見どころのひとつ。
記念館は、坂倉準三が設計し、岡本太郎がに84歳で亡くなるまでアトリエ兼住居であった。 絵画、彫刻、太陽の塔をはじめ巨大なモニュメントや壁画など、 あらゆる作品の構想を練り、制作した場所である。
コンサートホールなどの文化施設と、オフィスなどの商業施設からなる 複合文化施設 東京オペラシティ内にある美術館。 近・現代美術を中心に多様な表現活動を紹介する企画展を年4回程度開催するほか、 難波田龍起・史男父子の作品をはじめとする戦後の美術作品を収蔵している。 また、国内の若手作家の紹介も継続的に行っている。
現代美術ギャラリーは、複合文化施設としてコンサートホール、劇場とともに水戸芸術館を構成している施設。 現代美術の自主企画展にこだわり、世界的アーティストの個展、日本を代表する作家の個展、 時代と呼応したテーマのグループ展などを開催。
コレクションは栃木県を中心とする国内の近現代美術や フランス、イギリス、ドイツ等西欧の近代・現代美術作品を核に、版画、写真、工芸等を含め約8000点余。 企画展を年間4~5回、年4回テーマを設定し常設展示している。建物の設計は川崎清。
東京の原美術館の分館で、榛名山麓に建つ世界でも有数な木造建築の美術館。1950年代以降の代表的な巨匠から、現在活躍する若手の作家まで世界の現代美術作品を紹介している。
私設の現代美術館。ヨゼフ・ボイスやナム・ジュン・パイクの作品を常設展示する他、 現在進活躍中の現代美術作家の個展を中心にセミナー、茶会、シンポジウム、コンサート等を開催している。 竹林に囲まれたティーラウンジでの一時も楽しみ。
岡本太郎の作品を肌で感じることのできる「体感型展示空間」をコンセプトに 絵画、彫刻、家具など岡本太郎の多岐に渡る作品や思想と背景をわかりやすく、 感動的に伝える工夫がなされている。
現代イタリアの彫刻家のマリノ・マリーモやファッチーニ、画家のモランディなど現 代イタリア美術を中心に収蔵、展示している。 独自の企画展、収蔵品展、講座、イベントなど多彩な活動を展開。
USEDo×OSAMU GOODS 車のかぎも入るミニウォレットの会 ❯❯❯
FELISSIMO(フェリシモ)
日本有数の豪雪地・新潟県の越後妻有の十日町、川西、 中里、松代、松之山、津南の6つの地域で構成されるアートエリア。3年に一度開催される「大地の芸術祭」の舞台であり、豊かな四季が巡る里山で1年を通して作品を楽しめる。主要施設に建築家・原広司の設計の「越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)」、まつだい「農舞台」、鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館、内部全体がアート空間になっているTunnel of Light(清津峡渓谷トンネル)、宿泊型体験作品「光の館」などがある。
2017年8月富山県立近代美術館が富山県美術館と名称変更し、富岩運河環水公園に移転新築。20世紀以降の国内外の近現代美術作品、ポスターや椅子等のデザイン作品を収蔵、展示。屋上庭園「オノマトペの屋上」では“ぐるぐる”“ひそひそ”など擬音語から連想した遊具で楽しめる。
「まちに開かれた公園のような美術館」を目指し、 伝統文化息づく金沢に建設された新しい文化を創造する新感覚の現代美術館。 世界の同時代の様々な美術表現に市民とともに触れ、体感することを理念としている。 設計は妹島和世+西沢立衛/SANAA。
1975年に開館した日本初の本格的現代美術館。 20世紀に活躍した作家、なかでも「人間」をテーマとするものを中心にした絵画や 彫刻のコレクションを展示する美術館。ルノワール、ボナール、ピカソ、マチス、レジェ、 シャガール、ミロ、ダリなど。建物は彫刻家・井上武吉の設計。
ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル、クレー、ロスコ、カンディンスキー、 菅井汲、堂本尚郎などの現代美術作品を中心に収集、展示。 毎年「コレクション展」や若手作家を紹介する「Art Today展」などの企画展を開催している。
軽井沢の自然豊かな森の中に佇む美術館。「海を渡った画家たち」をテーマに、世界で活躍し 高い評価を受けている日本人アーティスト、草間彌生、菅井汲、奈良美智などの作品を中心に所蔵・常設展示。 2階ギャラリーでは版画を中心に草間彌生など現代アートの購入もできる。
名古屋文化圏(伊勢湾周辺地帯)にゆかりの作家を中心とした北川民次、三岸節子、荒川修作、河原温 桑山忠明などの作品に「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代美術」の収集方針に加え 常設展や常設企画展、特別展を開催。
氾濫するアートの中、優れた作品を鑑賞することで、「現代美術とは何か」を考える機会を もっていただけたらとの思いから、五ケ所湾を臨む海辺に開館した伊勢現代美術館。 現代美術の作家を中心とした企画展や、屋外には五ヶ所浦の海を背景に彫刻の展示をしている。
山口薫、村上華岳、北大路魯山人を中心に近代、現代の絵画・工芸・写真等を収蔵、展示。 春と秋には全館を使って特別企画展を開催。美術品がより美しく見えるように照明、壁面にも注意をはらい 観賞空間を設定している。
国内外の近・現代美術に関する作品と、京都及び西日本を中心とする京都派の日本画、 京都近代の洋画などを収集、展示。なかでも陶芸、染織など工芸に重点を置く。 琵琶湖疎水に面したカフェは、桜の季節には疎水べりの桜を愛でるスポットとして人気。
現代美術を中心とした、国内最大規模約8,000点のコレクションを有する国立美術館。竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインの美術館は完全地下型ではあるが、ガラス張りの天井から太陽光が差し込む明るく開放的な美術館となっている。子供向けのイベントや、キッズルーム・授乳室などもあり子供と一緒に出かけるのもおすすめ。
収集と展示の中核には、ロダンから20世紀にかけての海外作品及び 日本の近代彫刻家の作品や内外の版画作品。 また、郷土ゆかりの日本画、洋画、日本近代を代表する名作、現代美術作品まで幅広い。 美術館の設計は安藤忠雄。
村野藤吾設計の原田の森ギャラリー(旧兵庫県県立近代美術館)西館をリニューアルし 2012年11月にオープン。 兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則の3,000点以上に及ぶ作品と 貴重な資料を収蔵・展示する他、多彩なイベントを開催。
国際的に活躍されている荒川修作+マドリン・ギンズ、岡崎和郎、宮脇愛子の 4人の芸術家に巨大作品をあらかじめ制作依頼。 世界的な建築家・磯崎新による設計の建物と作品とが半永久的に一体化した美術館。
第二次世界大戦以降の現代美術の流れを示すコレクションを中心に、 ヘンリー・ムーア、ウォーホル、池田満寿夫、吉原治良、白髪一雄など、 国内外や広島にゆかりの現代美術の絵画、版画、彫刻などの現代美術作品を展示。建築の設計は黒川紀章。
香川県出身の洋画家、猪熊弦一郎の美術館。美術学校(1921~)、パリ(1938~)、 ニューヨーク(1955~)、ハワイ(1975~)、ハワイPart2(1989~)時代の作品を常設展示。 現代美術の企画展を年6回開催。
「人間をテーマにした近代・現代の絵画や彫刻」「徳島県にゆかりの深い美術作品」「現代版画」をテーマに ピカソ、クレー、ヘンリー・ムーア、藤田嗣治、片岡球子など 国内外の絵画、彫刻、版画作家の作品を収集、展示している。
大濠公園内に位置し、黒田清輝、坂本繁二郎など郷土出身の近代洋画家の作品、ミロ、ダリ、アンディ・ウォーホル、大竹伸朗、やなぎみわなど近現代美術の流れを展望できる内外のすぐれた作品、旧福岡藩主黒田家の美術品や東南アジアの陶磁器コレクションなど多彩な収蔵品を有する美術館。
熊本県出身の洋画家で文化功労者の井手宣通の生涯にわたる主要作品を紹介している記念ギャラリーを核に、 21世紀を象徴する同時代の「世界」、「日本」、「熊本」の現代美術を収集、展示している。
現代美術作品を紹介する、
気になるその他の施設
◇ 資生堂ギャラリー(東京都)/1919年に開館した現存する日本で最古の画廊。「新しい美の発見と創造」を活動理念とし、現在は現代美術を主軸にしている。