青木繁(あおきしげる・1882~1911)は、明治15年に福岡県久留米市で生まれる。16歳の時に単身上京、東京芸術大学・西洋画科選科に入学し黒田清輝から指導を受ける。天才と称されたが肺を病み、孤独と失意の中で28年間の短い生涯を閉じた。浪漫的色彩の濃い画風は評価が高い。代表作に「海の幸」「わだつみのいろこの宮」「黄泉比良坂」がある。
● 幸彦像 他 | 栃木県立美術館 (栃木県) |
● 夕焼けの河岸 他 | 大川美術館(群馬県) |
● 曇り日 | 天一美術館(群馬県) |
● 運命 | 東京国立近代美術館 (東京都) |
● 日本武尊 他 | 東京国立博物館 (東京都) |
palette「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」は、青木が24歳の時の作品で日本武尊の顔は自分自身の顔を描いている。 | |
●黄泉比良坂 他 | 東京藝術大学 大学美術館 (東京都) |
palette青木が21歳の時に描いた神話画「黄泉比良坂」は、白馬会第8回で白馬賞を受賞した初期の名作。 | |
● 海の幸 わだつみのいろこの宮天平時代 他 | アーティゾン美術館 (東京都) |
palette漁を終えて砂浜を上がってくる裸体の男たちを描いた「海の幸」は、東京美術学校を卒業したばかり頃に描いた作品で、洋画では最も早い1967年に重要文化財に指定された作品の一つ。恋人福田たねのイメージと重なる顔が後に加筆修正されている。「わだつみのいろこの宮」は、日本神話の山幸彦と豊玉姫を主人公にした神話を描いた作品。 | |
● 少女群舞 | 府中市美術館 (東京都) |
● 真・善・美 | 神奈川県立近代美術館 (神奈川県) |
● 錦絵趣味 | ポーラ美術館 (神奈川県) |
palette「錦絵趣味」は水彩で描いた浮世絵風の作品だが、生活に困窮を極めた青木が生活の糧として外国人向けに描いたものといわれている。 | |
● 妙義山(新潟県立万代島美術館のいずれかに展示) | 新潟県立近代美術館 (新潟県) |
● 布良藻屑拾 | メナード美術館 (愛知県) |
● 太田の森 | 愛知県美術館 (愛知県) |
● 自画像 | 三重県立美術館 (三重県) |
palette「自画像」は青木繁が23歳の頃の作品。 | |
● 婦人像 | 中野美術館(奈良県) |
● 享楽 他 | 大原美術館(岡山県) |
● ゆく春 | ひろしま美術館 (広島県) |
● 漁夫晩婦 他 | ウッドワン美術館 (広島県) |
● 犬 | 島根県立美術館 (島根県) |
● 天平婦人 | 直方谷尾美術館 (福岡県) |
● わだつみのいろこの宮(下絵) 他 | 福岡県立美術館 (福岡県) |
● 秋声 他 | 福岡市美術館 (福岡県) |
● 舞妓 他 | 晴明会館(福岡県) |
● 夕焼けの海 他 | 河村美術館(佐賀県) |
● 朝日 他 | 佐賀県立美術館 (佐賀県) |
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