埼玉県の美術館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。話題のアート本やアートグッズなど、アートに関する情報もお届けします。美術館巡りにお役立てください。
緑豊かな北浦和公園に建つ近代美術館。モネ、シャガール、ピカソなどのヨーロッパ近代絵画の名作から、 埼玉ゆかりの作家の作品を中心に日本画、洋画、版画、彫刻、工芸の作品を通して活躍した 美術家たちの足跡を紹介している。
「浦和ゆかりの美術家」をテーマに、前衛美術の先駆者である瑛九、洋画家の高田誠や寺内萬治郎を はじめとする作家の作品の展示と、「本をめぐるアート」をテーマに、挿絵本だけでなく、装丁本や詩画集、 さらには本をテーマとした立体作品など様々な表現による作品を収集。
日本有数の人形産地であるさいたま市岩槻区に、日本初の人形専門公立博物館として、2020年2月22日に開館。人形作りの伝統的な技法の紹介や、日本画家で人形玩具研究家として知られる西澤笛畝の日本人形のコレクションを中心に節句人形、古典人形、創作人形、郷土玩具などを常設展示する他、人形に関する企画展を開催。
大宮の盆栽村に近接して設けられた、世界で初めての公立の盆栽美術館。常に約60点の盆栽を展示する盆栽庭園の他、盆栽と深く関わりのある盆器、水石、絵画資料、歴史・民俗資料を月替わりで展示するコレクションギャラリー、盆栽に関する歴史展や美術展などを開催する企画展示室などがある。
日本近代風刺漫画の祖であり、明治から昭和初期にかけて活躍した日本で最初の職業漫画家 北沢楽天の晩年の邸宅跡地に昭和41年に建てられた日本初の漫画美術館。楽天の作品や現代漫画家の作品を展示の他、漫画に関する様々なイベントを開催、また漫画資料室にはコミックスや漫画に関する約5,000冊の資料等があり閲覧できる。
平成18年4月にオープンした、収蔵品を持たない市立のアート施設。 多様な価値観を共有する場として、企画展、ワークショップ、 講座、貸しギャラリー、連携事業などを展開。 川口駅から歩いて10分程の、緑の木々や水施設を有する公園内に建てられている。
幕末から明治中期にかけて活躍し、浮世絵から狩野画風まで幅広く多数の作品を残している日本画家、河鍋暁斎のあるがままの姿を展示する記念館。河鍋家に伝わる肉筆画や版画のほか画稿、下絵などを収蔵、展示。
自然風物をテーマに江戸末期から明治にかけて活躍。 川越藩松平大和守家の御用絵師で岸村の名主を務めた舩津蘭山の作品を紹介する美術館。 蘭山記念美術館の遊歩道には、個性あふれるギャラリー&ショップとカフェバーもある。
川越城趾に位置し、蔵造り商家の要素を加えた外観が周囲に調和している。 近代日本画を代表する橋本雅邦など、郷土ゆかりの作家の作品などを中心に収集・常設展示。 また名誉市民である洋画家・相原求一朗の作品を展示している記念室がある。
川越藩のお抱え絵師橋本晴園の子として生まれ、幕末から明治時代に活躍した狩野派の絵師 橋本雅邦の功績を讃え、明治時代に結成した「画宝会」の幹事であった川越の老舗和菓子店「龜屋」(山崎家)の子孫が昭和57年に敷地の一角に土蔵造りの美術館を開館。橋本雅邦の作品を中心に山崎家に代々伝わる美術品や工芸品を展示。見学後にお茶と菓子のサービスがある。
スーパーマーケットチェーンの株式会社ヤオコーの創業者が、埼玉県ときがわ町にアトリエを構える洋画家 三栖右嗣の個展で20号のコスモスの絵を購入したのをきっかけに収集を始め、作品を展示するために美術館を開館。美術館の建築は伊東豊雄の設計で、2つの展示室、エントランス、カフェと休憩を兼ねたラウンジ、の4つの空間で構成されている。
「ところざわサクラタウン」内にある図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設。 1階から5階まである施設の内部は、松岡正剛(編集工学)、荒俣宏(博物学)・隈研吾(建築家)、神野真吾(美術教育)の監修のもと、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的な文化を、常設展示・企画展示・イベントなどで発信。 多面体の岩のような外観は隈研吾の設計。
広島と長崎に落とされた原爆で被爆した人々の苦しみや願いを伝えるため、 戦争の真実を描いた「原爆の図」全15部をメインに、水墨画家の丸木位里や洋画家の丸木俊の作品などを展示。
川島町出身で日興証券創設者遠山元一の邸宅と美術コレクションをもとに1970年に開館。国の重要文化財に指定された邸宅と、回遊式庭園が保存・公開され、さらに併設の美術館では、遠山の蒐集した日本と中国の書画・陶磁器、人形、染織品、世界の工芸品と染織品など11,000点の美術工芸品を企画展などで観覧できる。
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FELISSIMO(フェリシモ)
埼玉県熊谷市出身の銀行家長島恭助が永年蒐集してきた絵画・刀剣などの美術品を展観するため建てられた美術館。蔵を改造した展示室には日本画や洋画のほか、渋沢栄一の書や日本刀など約50点を季節ごとに展示。築300年以上の母屋では懐かしい昭和の時代の庶民の暮しぶりを再現しているほか、巨人軍のサインボールなども数多く展示。
「日本庭園と彫刻と絵画の美術館」をキャッチフレーズに国内外の近・現代の作品を収蔵。 日本庭園や館内にはロダン、ブールデル、舟越保武をはじめとする彫刻作品を展示。 またJ.P.ローランス、ヴラマンク、田中保等の油彩画を中心に日本画、版画など幅広く収集している。
此木三紅夫のコレクターである田部井仁市氏の所蔵する「此木三紅夫コレクション」を中心に展示する個人美術館。 企画展では、猫をテーマに絵画、彫刻、陶芸、写真などの作品を展示する「猫たちの遊々展」が毎年開催されている。
三峯講社の登拝・参籠の資料・宝物類、修験の山として栄えた観音院時代の資料、 そして、秩父宮家御寄進の品を中心にした秩父宮家ゆかりの資料を展示。
秩父市街を一望でき芝桜の丘で知られる羊山公園内にある美術館。質、量ともに国内有数とされる棟方志功の作品を中心に日本画、陶芸などを収蔵、展示。
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