栃木県の美術館一覧です。益子焼、ステンドグラス、歌川広重など栃木県ならではの美術館・博物館も。美術館巡りにお役立てください。
コレクションは栃木県を中心とする国内の近現代美術や フランス、イギリス、ドイツ等西欧の近現代美術作品を核に、版画、写真、工芸等を含め約8000点余。 企画展を年間4~5回、年4回テーマを設定し常設展示している。建物の設計は川崎清。
周囲を約26ヘクタールという広大な森に囲まれた美術館。 マルク・シャガール、パウル・クレーなど国内外の主に20世紀以降の美術、デザイン、 また宇都宮市にゆかりの作品を収集、公開している(企画展・年間5~6回開催)。
栃木県出身の実業家、青木藤作氏より寄贈されたコレクションを中心に、歌川広重の肉筆画を始め、広重や他の絵師の版画、近代洋画の川村清雄等の作品を収蔵、展示している。隈研吾設計による平屋建て、切妻の屋根の建物は、自然豊かな那珂川町の景観に溶け込んでいる。
北関東の里山に抱かれた地、廃校になった旧小口小学校の校舎を再利用して開設された芸術文化交流施設。 知的なハンディキャップを持つ人をはじめとした、社会的マイノリティーの人たちの アート作品と出会う場、サポートする場をつくっている。
国内だけでなく、フランス、ドイツ、台湾などでもロングセラーとなり、 世界の子どもたちに親しまれている、いわむらかずおの絵本。 絵本・自然・子どもをテーマに、えほんの丘(馬頭町子どもの森)に開館した美術館。
19世紀後半から20世紀前半に作られたイギリスで制作された幻の名窯、 ドルトン・ランベスの陶磁器を中心に展示。 展示棟の周囲約2600平方メートルに、英国家資格を持つガーデナーの監修に基づいた イングリッシュガーデンも必見。
100年間、幻の花瓶として人目に触れることのなかった「トリステスの花器」を始め、 「燕文両耳付鶴首花器」「大樹ユーカリ文花器」など、世界的に貴重なエミールガレの作品が展示されている。 展示室内にはガレに関する小さなライブラリーも。
ティファニーやウイリアム・モリスなどの作品であるアンティークステンドグラスを中心に45作品を展示。 中でも人気を集めているのがモリスの代表作「TWOエンジェルは」。 至福の館でもある美術館では挙式中のカップルに出会えるかも。
那須高原に建ち、シリンダー式・ディスク式・オートマタ等のアンティークオルゴールを展示する美術館。 アンティークオルゴールの音色が響く礼拝堂でのチャペル結婚式も人気。
那須高原で3館からなるトリックアートのテーマパークの中で、 世界の名画・彫刻とトリックアートを融合した見て、触って写真を撮って楽しめる美術館。ミケランジェロの名作や「システィーナ礼拝堂」などをトリックアートで再現している。隣接するアトリエでは作品の制作過程を楽しむことも出来る。
明治、大正、昭和にかけて天皇や貴族が避暑地とした「塩原御用邸」を移築保存。 大正天皇や貞明皇后の写真や調度品などを展示。
日光出身であり、洋画、日本画それぞれの分野で名作を残した画家・小杉放菴。 日本画、油彩画、水彩画、素描、版画、書などの作品の他、寫生画、放菴の遺愛品などを所蔵、展示。 建物は1997年度・栃木県マロニエ建築賞を受賞している。
旧社務所の杉戸、襖、掛け軸などの絵画約100点を展示。絵画は横山大観をはじめ、 中村岳陵、荒井寛方、堅山南風の逸品がまじかに。 また館内の「朝陽閣」及び「貴賓室」は皇室、内外の要人が休憩された部屋で特別に公開されている。
益子にゆかりある陶芸家の作品を中心に紹介する陶芸美術館。人間国宝の濱田庄司や島岡達三らの作品、バーナードリーチ等海外の陶芸家の作品を常設展示。また、現代陶芸を中心にした企画展も開催。周囲に旧濱田庄司邸や益子出身の木版画家の笹島喜平館などがある複合施設となっている。
足利市郊外の三万坪の景勝地に建ち、日本で初めて生産された磁器のみを展示するもので、 江戸時代肥前鍋島藩で生産された伊万里、鍋島の無名陶工の手になる磁器10000点余りを収蔵、展示する 世界最大の陶磁器美術館。
海外でも高く評価され、江戸末期から明治時代にかけて活躍した日本画家、 田崎草雲の遺作(絹本著色:蓬莱仙宮図・絹本墨画:冨嶽図・秋冬芳瓶図・戯架音呼図など)や遺品を収集、展示。 草雲ゆかりの旧宅白石山房に建てられた美術館。
盲目の日本画家、長谷川沼田居の作品を展示。 地域のボランティアで運営されている美術館。 沼田居は50代半ばにして失明するが、心眼で描く独自の画風書体を確立している。
江戸時代から続く呉服問屋の主人安達幸七が収集した浮世絵、屏風、書、彫刻、古民具などを展示。 展示室には文久3年(1863)などに建てられた呉服問屋の蔵をそのまま使用している。
地元旧家・吉澤家において、江戸時代後期以来5代200年間に渡り収集した コレクション・施設の寄贈を受けて公開。伊藤若冲などの近世の絵画、橋本雅邦など 近代の日本画、東山魁夷など現代の日本画、板谷波山などの近現代の陶芸など幅広い。
栃木県佐野市出身で酸化鉄を主成分とした釉薬で絵付けする「鉄絵」の人間国宝 田村耕一の作品を収蔵、展示する美術館。展示は時代や技法ごとに紹介され、初期から晩年の作品までを展観できる。さらに田村と交流のあった益子焼の作家などの作品を集めた展示室もある。
栃木県のお出掛け情報
◇ 栃木の伝統工芸品/益子焼、結城紬、日光彫りを始め栃木県の風土と生活の中ではぐくまれ、受け継がれてきた工芸品の数々。各種伝統工芸の見学や体験情報も掲載。
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