茨城県の美術館一覧です。陶芸家板谷波山、岡倉天心と五浦の画家たちなど茨城県ならではの美術館・博物館も。美術館巡りにお役立てください。
日本と西洋の近代美術を中心に、モネ、ルノワール、ロダンや横山大観、小川芋銭、中村彝など茨城ゆかりの作家の作品を収蔵している。また敷地内には、水戸出身の洋画家・中村彝の東京都新宿区下落合にあったアトリエを新築復元している。建物は吉村順三の設計。
現代美術ギャラリーは、複合文化施設としてコンサートホール、劇場とともに水戸芸術館を構成している施設。現代美術の自主企画展にこだわり、世界的アーティストの個展、日本を代表する作家の個展、時代と呼応したテーマのグループ展などを開催。
水戸徳川家に伝来する大名道具や古文書類を公開するため昭和52年開館。徳川家康公の遺品(駿府御分物)を中心に歴代藩主や、その家族の遺愛の什宝約3万点の他、『大日本史』草稿本や、その編纂のために全国から集められた古文書類約3万点もの史料を収蔵、展示。
モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソなどヨーロッパ印象派からエコール・ド・パリの巨匠達の作品、岸田劉生、藤島武二などの日本近代洋画、アメリカの現代美術など多岐に渡る。さらにパレット画や近代洋画家たちの自画像等のコレクションも。
茨城県にゆかりがある陶芸家の板谷波山、松井康成のコーナーをはじめ、富本憲吉、楠部彌弌、塚本快示など、 日本近現代陶芸において優れた業績を残した、文化勲章受章者及び重要無形文化財保持者等の作品を常設展示。 幅広い視野で多彩な企画展も開催している。
「富岡鉄斉箱書の瓢」をはじめ、鎌倉時代から江戸時代のひょうたんや、 ひょうたんの絵皿など5000点以上を展示。 大正時代の代表的な建築である、閑院宮殿下御宿舎、四足門、岩風呂等を見学できる。 展示場にもなっている土蔵は100年前の建物。
陶芸家・板谷波山、洋画家・森田茂、皮革工芸家・大久保婦久子の作品をはじめ、漆芸家・大西勲、版画家・飯野農夫也、書家・浅香鉄心、水彩画家・柳田昭など、郷土に縁の有る作家の作品が所蔵されている。建物の設計は、日本芸術院会員である池原義郎。
日本陶芸界の巨匠であり、陶芸界の先覚者、功労者として陶芸家として 初めて文化勲章を受章した、板谷波山の生家屋敷内に開館した記念館。 陶芸作品、愛用の硯箱などゆかりの品々や工房等を展示している。生家は茨城県の指定文化財。
石彫家、浅賀正治の御影石による彫刻モニュメント作品や、ブルガリアの石刻家たちの作品を紹介。 海外の石彫家が一ヶ月間、館に滞在し地域と交流しながら作品を制作していくイベントも開催している。
国の登録有形文化財の大正9年建設の石蔵を改修し、平成3年春に開館した日本で初めての篆刻専門の美術館。書道芸術のひとつである篆刻は、700年ほど前に中国でおこり、四書・五経や漢詩などから語句を選び篆書という古文字を用いて柔らかい石に刻んで紙に押したものを鑑賞するもの。古河出身の生井子華の作品を中心に、篆刻にかかわる封泥や石印材を常設展示している。
貸しギャラリーとして国内外のすぐれた作品を紹介する展覧会を開催している。 また日本・西洋の近代美術、茨城の郷土の作家たちの作品など、 茨城県近代美術館が所蔵する美術品を紹介、展示している。
岡倉天心や大観、観山、春草、武山ら天心の指導を受けた五浦ゆかりの作家たちの作品を紹介。(年6回展示替)天心の業績等について、天心にまつわるエピソードを織り交ぜながらテーマを設けて資料紹介もしている。
茨城県のお出掛け情報
◇ 観光いばらき/水戸の偕楽園、日本三名瀑のひとつ袋田の滝。茨城県の旬の観光情報が満載!
◇ 千波湖(茨城県水戸市)/日本三名園(兼六園、後楽園、偕楽園)の一つ偕楽園の下に広がる淡水湖。水戸市民や多くの観光客が訪れる。
茨城県の注目ギャラリー
◇ ギャラリー甲斐仁代/大正・昭和を生き抜き、日本洋画界において女流画家の地位向上に尽力した甲斐仁代のギャラリー。風景・人物・花・静物など多岐に渡るテーマで描かれた作品を常設展示、販売している。
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