秋田県の美術館一覧です。漫画美術館、日本画の平福穂庵・百穂、ルネ・ラリックのガラス作品など秋田県ならではの美術館・博物館も。美術館巡りにお役立てください。
旧秋田県立美術館(平野政吉美術館)を前身とし、2013年9月に移転再オープン。秋田の資産家である平野政吉が蒐集した美術品をコレクションの核とし、中でも藤田嗣治の作品は1930年代の藤田の画業を俯瞰する作品群として広く知られている。2階・3階の吹き抜けの大空間では縦3.65m、横20.50mの壁画《秋田の行事》を鑑賞できる。千秋公園を望む地に建つ美術館は安藤忠雄設計で、水を張った「水庭」や支柱や壁からの支えがない螺旋階段など建築の見所も多い。
国内外の優れた作品による企画展と佐竹曙山、小田野直武らの秋田蘭画、 平福穂庵らの日本画など秋田ゆかりの作家の作品を中心に展示。 ニューヨークなど海外で高い評価を受けた洋画家、岡田謙三記念館を併設。
赤れんが館、新館、収蔵庫で構成されている。赤れんが館は明治45年(1912年)に秋田銀行本店として建てられた建物で、国の重要文化財に指定されており、館内には秋田の伝統工芸品の常設展示や、人間国宝の鍛金家 関谷四郎記念室がある。新館には、秋田の歴史・民俗・美術工芸に関する企画展示の他、版画家・勝平得之の記念室がある。平成4年に「秋田市民俗芸能伝承館(愛称・ねぶり流し館)」が分館として開館。
アール・デコの巨匠と称えられる、フランスの装飾芸術家ルネ・ラリックのガラス作品を専門に展示。 陸奥の小京都、角館にある個人美術館。 テーマを定めコレクションの中から70点~80点の作品を選定し展示している。
佐竹北家家臣の屋敷跡に建つ美術館。角館出身で近代日本画の平福穂庵・百穂の作品や、 平賀源内より洋画法を習い、日本の洋画の曙光といわれた小田野直武をはじめとする 秋田蘭画作品、穂庵・百穂門下の郷土画人の作品を展示。設計は大江宏。
江戸時代中・後期に秋田藩主や家臣が描いていた洋風画の秋田蘭画や 平福穂庵、平福百穂など秋田ゆかりの作家の作品、近代以降の美術作品を展示。 世界の名作や館蔵作品を紹介するハイビジョンギャラリーもある。
「釣りキチ三平」でお馴染みの増田町出身の漫画家、矢口高雄の生立ちや、代表作の紹介と アトリエを復元したまんが工房、石ノ森章太郎はじめ90名もの漫画家たちの作品を展示するギャラリーなど、 「まんが」をテーマとした本格的美術館。
中国出身の天馬を描く画家、葉醉白大師の代表作品であり、20世紀の宝と称賛された 「天馬長城」をはじめとする、躍動感と思慮に溢れた天馬画の他、 中国の大画家、張大千から最大の賛辞を贈られた大師の書作品を展示している。
史実に基づいて復元された亀田城を美術館として利用している。 佐藤八十八が親子三代にわたって収集し岩城町に寄贈した書、絵画、工芸品、陶磁器などを展示。 また敷地内には裏千家15世鵬雲斎千宗室家元の設計による茶室「天鷺庵」もある。
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