クロード・モネ(Claude Monet・1840~1926)はフランスの印象派の画家印象派を代表的する画家。見たままの光や色や大気の微妙な変化を逃すまいとその一瞬の印象を陽光のもとで素早く風景画に表した。
モネの「睡蓮」に出会える美術館
1883年にパリの北西にある村ジヴェルニーに移ったモネは、1893年に土地を買い増し池を作り睡蓮を植え、池の上に日本風の太鼓橋が架け「水の庭」を作りました。池と睡蓮をモチーフにした作品を制作し始めるのはその2年後の1895年ごろからで、1926年86歳で亡くなるまでの間に300点近い「睡蓮」を描いています。
所蔵作品/テームズ河のチャリングクロス橋 睡蓮 他
睡蓮・・・吉野石膏美術振興財団が寄託した「睡蓮」(1906年制作)を所蔵
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美術館概要:与謝蕪村の「奥の細道図屏風」や、松尾芭蕉の「出羽三山短冊」をはじめとする東洋美術、 山形市出身で近代彫刻の新海竹太郎など、郷土ゆかりの美術、 ルオー 、ピカソ 、シャガールなどフランス近代絵画などを展示。
所蔵作品/睡蓮 他
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美術館概要:湯浅一郎・福沢一郎など県ゆかりの作家たちの作品、安井曾太郎・岸田劉生など日本の近代美術、 海外の近代美術、日本と中国の古美術を中心とした戸方庵井上コレクション、 そして現代美術のコレクションの代表作を紹介、常設展示している。設計は磯崎新。
所蔵作品/睡蓮 舟遊び など17点
睡蓮・・・松方コレクションの「睡蓮」(1916年制作)を所蔵。
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美術館概要:印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション(松方コレクション)を母体とした西洋の美術作品専門の美術館。中世末期から20世紀初頭の名画や彫刻など世界各国の美術品を所蔵。また約4,500点を数える版画(2022年4月現在)も所蔵している。世界遺産に登録されたル・コルビュジエ設計の建物も見どころの一つ。
所蔵作品/睡蓮 黄昏、ヴェネツィア など油彩画7点、パステル画1点
睡蓮・・・「睡蓮」(1903年制作)、「睡蓮の池」(1907年)を所蔵
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美術館概要:ブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館」に改称し2020年1月開館。主な所蔵品は19世紀フランス印象派と20世紀の西洋絵画で他に明治期以降の日本近代洋画、第二次大戦後の抽象絵画など。旧美術館の約2倍の広さとなった美術館は、ミュージアムタワー京橋の1階〜6階で4階〜6階の3フロアが展示室。
所蔵作品/睡蓮 海辺の船 など3点
睡蓮・・・「 睡蓮」(1908年制作)はモネが68歳の時に描かれた15点の連作の1点
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美術館概要:日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど、様々なジャンルの作品約30000点を収蔵する美術館。「世界を語る美術館」をモットーに、世界各国の優れた文化を新しい視点から紹介する海外文化交流特別展を国内外で活発に開催している。
所蔵作品/睡蓮の池 など19点
睡蓮・・・「睡蓮の池」(1899年制作)は、モネ自身が作った庭の日本風の太鼓橋が架けられた睡蓮の池の風景を描いた作品で18点の連作のうちの1点、「睡蓮」(1907年制作)は季節や時間とともに変化する光の効果を捉えた作品。
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美術館概要:コレクションの中核は、19世紀フランス印象派やエコール・ド・パリなどの西洋絵画。 日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近現代陶磁、ガラス工芸、化粧道具等も収蔵(テーマ展示を開催)建物は2004年日本建築学会賞・作品賞を受賞。
所蔵作品/睡蓮
睡蓮・・・「睡蓮」(1907年制作)
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美術館概要:1000点を超える収蔵作品のなかから代表作約50~80点を展示するとともに、年に数回の特別展・企画展を開催。17世紀のレンブラントから20世紀美術に至る多彩なコレクションを収蔵している。美しい建物は海老原一郎による設計。
所蔵作品/睡蓮
睡蓮・・・「睡蓮」(1907年制作)は睡蓮が群棲する池面に樹木の陰や空が写る情景を、陽光の微妙な色調をまじえて描いた作品。1907年に制作された縦長構図をとる約15点の睡蓮図の1点。
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美術館概要:日本、中国をはじめとする東洋古美術の美術館。現在の収蔵品は国宝2点、重要文化財28点を含む 総数約5000点。常設展示として中国工芸品とモネやルノワールなどの西洋絵画を公開している。 日本庭園や茶室を散策しながら名品を鑑賞したい。
所蔵作品/睡蓮 積みわら
睡蓮・・・「睡蓮」(1906年頃制作)
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美術館概要:日本最初の西洋美術中心の私立美術館。 エル・グレコ「受胎告知」、モネ「睡蓮」、ゴーギャン「かぐわしき大地」などの作品を中心に 国内外の絵画、彫刻、版画などの作品、陶芸、染色などの工芸品、中国、エジプトの美術品を収蔵、展示。
所蔵作品/睡蓮の池 他
睡蓮・・・最晩年の「睡蓮」シリーズ5点「睡蓮の池」(1915〜26年制作)、「睡蓮-草の茂み」(1914〜17年制作)、「睡蓮」(1914〜17年制作)、「睡蓮の池」(1917〜19年制作)、「睡蓮-柳の反映」(1916〜19年制作)を自然光のみで鑑賞できる。美術館のアプローチにある「地中の庭」は、ジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物などモネの庭をモチーフに作庭されている。
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美術館概要:美術館は瀬戸内海に浮かぶ島、直島の南側に位置し、自然と人間を考える場所として2004年に開館。 クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が、 安藤忠雄設計の建物に永久展示されている。
所蔵作品/睡蓮、柳の反映
睡蓮・・・「睡蓮、柳の反映」(1916〜1919年制作)1916年から1919年にかけて柳が水面に映っている構図の作品を描いいた6点の中の1点。
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美術館概要:大正以後から現代までの日本近代洋画の作品、館内や裏庭に設置された近代彫刻、 ドーミエ、ピカソ、池田満寿夫などの版画、浮世絵、中国美術など多彩なコレクションを収蔵、展示している。 建築の設計は大分出身の磯崎新。
所蔵作品/睡蓮
睡蓮・・・「睡蓮」(1897~98年頃制作)「睡蓮」シリーズ最初期の油彩画
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薩摩藩主島津氏の居城であった鶴丸城二の丸跡に建つ美術館。 黒田清輝や藤島武二、和田英作を始めとする郷土ゆかりの作家を中心とし あわせてモネ、ピカソなどの画家や、ロダン、ムーアなどの彫刻家など 19世紀末期以降の西洋美術の作品を収集、保存、展示している。
その他のモネの作品を所蔵する美術館