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ルネ・マグリット(René Magritte・1898~1967)はベルギーのシュルレアリスムの画家。20世紀美術のカリスマの一人であり、シュルレアリスムを代表する画家。詩的で魔術的な独自の幻想的な世界は、今なお私たちの想像力を刺激して止まない。
ルネ・マグリットに出会えるおすすめ美術館
所蔵作品/大家族 他
「大家族」(1963年制作)は平和の象徴である鳩と思われる鳥が描かれ、その輪郭 のなかには青空と白い雲が描かれている。
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美術館概要:周囲を約26ヘクタールという広大な森に囲まれた美術館。 マルク・シャガール、パウル・クレーなど国内外の主に20世紀以降の美術、デザイン、 また宇都宮市にゆかりの作品を収集、公開している(企画展・年間5~6回開催)。
所蔵作品/冒険の衣服 他
「冒険の衣服」は創作活動初期の1926年に制作された作品。宙に浮かぶ亀と、横たわっている女性(マグリットが14歳のときに入水自殺した母親をイメージしたのではないかといわれている)が描かれている。
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美術館概要:1000点を超える収蔵作品のなかから代表作約50~80点を展示するとともに、年に数回の特別展・企画展を開催。17世紀のレンブラントから20世紀美術に至る多彩なコレクションを収蔵している。美しい建物は海老原一郎による設計。
所蔵作品/王様の美術館 他
「王様の美術館」(1966年制作)はマグリットの作品にしばしば登場する山高帽子の男が描かれ、その体は目、鼻、口以外は森と山の風景が描かれている作品。
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美術館概要:国内外の絵画、彫刻、写真、工芸など多岐にわたる作品を収蔵。明治4年につくられた「西画指南」から平成元年までの美術の教科書のコレクションや、明治期の小林清親や月岡芳年の浮世絵版画のコレクションも。
所蔵作品/レディ・メイドの花束
1957年に制作された「レディ・メイドの花束」は山高帽の男の後ろ姿と、ボッティチェリの《春》に描かれている女神フローラが描かれている作品。
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美術館概要:1983年の構想発表から約40年を経て2022年2月開館。佐伯祐三の名作、モディリアーニの裸婦像、吉原治良の作品、海外作家の代表作をはじめ洋画、日本画、海外の近代絵画、現代美術、版画、写真、彫刻、デザインなどの領域にわたり6000点超のコレクションを所蔵。
その他のルネ・マグリットの作品を所蔵する美術館