白馬会の洋画研究所に入り、黒田清輝に学ぶ。 その後、ルネサンス時代のドイツの画家デューラーに傾倒、細密な描写に加え東洋の美学の探究へ向う。肖像画を多く手がけ、愛娘の麗子をモデルに生涯にわたり20点以上描いている。
● 道路と土手と塀(切通之写生)※重文 他
palette「道路と土手と塀」は岸田劉生の代表作で重要文化財に指定されている。「麗子肖像」は岸田劉生が娘を描いた最初の肖像画で写実的に描かれている(麗子5歳頃)
● 蓁子像 他
● 自画像 他
● 麗子像 他
paletteテンペラで描かれた「麗子像」で、風邪を引いていた時に描かれたため喉に白い布を巻いている(麗子9歳頃)
● 麗子像
palette「麗子微笑」は毛糸の肩掛けをかけた麗子。ダ・ビンチの「モナ・リザ」にヒントを得たという作品で神秘的な微笑みを浮かべている。重要文化財に指定されている(麗子8歳頃)