18世紀後半に京都で活躍した画家。 錦小路の青物問屋の長男に生まれたが40歳で弟に家業をゆずり 以後画業に専念する。宋・元・明の中国古画の研究、さらには実物の写生も重要視、 光琳の装飾画風をもとり入れるなどして、独特の造形感覚による個性的な画風を生みだした。 動植物を描き特にニワトリを得意とした。
● 松梅孤鶴図 他
palette「松梅孤鶴図」は逆さにした卵から真っ直ぐ足がはえているようなユーモラスな鶴と、松の幹、白梅が描かれた独特なアレンジの作品。
● 鯉図
● 動植綵絵(30幅) 他
palette「動植綵絵」は、鳥、鳳凰、草花、魚介類などを描いた30幅の花鳥画。「群鶏図」「老松白鳳図」などは特に有名。