大分県の美術館・博物館一覧です。美術館ごとに概要や所蔵品の特徴、おすすめポイントなどを紹介しています。話題のアート本やアートグッズなど、アートに関する情報もお届けします。美術館巡りにお役立てください。
旧大分県立芸術会館の収蔵品を引き継ぎ2015年4月に開館。 豊後南画の田能村竹田、日本画の福田平八郎や髙山辰雄、彫刻家の朝倉文夫をはじめ 大分県ゆかりの作家の作品を展示する他、様々な「出会い」をテーマにしたユニークな企画展も開催。 竹工芸をイメージさせる外観とガラス張りで開放感がある建物は建築家坂 茂の設計。
近世絵画から現代美術にいたる所蔵作品の中から、国指定重要文化財の田能村竹田の豊後南画や、 高山辰雄、福田平八郎の日本画など大分ゆかりの作家の作品を中心に常設展示。 生野祥雲斎を中心とした竹工芸も展示。特別展は1年に7~8回開催。
大分市出身の建築家磯崎新が設計した旧大分県立大分図書館を、大分市が県から土地、建物を譲り受け芸術文化の複合施設「アートプラザ」として1998年2月に開館。1階のギャラリー、2階の「アートホール」では各種の展覧会を開催。さらに2階には現代美術作品を常設展示する「60'sホール」や実技室、3階には磯崎新の建築作品の模型や資料を常設展示する磯崎新建築展示室がある。
ヨーロッパの1800年代からのアンティークステンドグラスを展示した日本で初めての本格的なステンドグラス美術館。7つの展示室でイギリス・ドイツ・フランス等ヨーロッパのステンドグラスをメインに、エミール・ガレの作品や工芸品、絵画なども鑑賞できる「ニールズ・ハウス」と、自然光の中でステンドグラスを鑑賞できる「聖ロバート教会」の2棟から構成されている。ステンドグラス制作体験も行っている。
ニューヨークで活躍するアーティスト・岡本陸郎の作品を常設展示する近代美術館。「動く岩」「動く壁」「動く立方体」などの立体作品を展示する立体棟と、緻密に描かれたペインティング作品を展示する絵画棟で構成されている。建物は建築家村田憲治氏と岡本陸郎の共同設計。
「自然主義的写実主義」といわれる作風を確立した近代彫刻家、朝倉文夫の記念館。 「墓守」や「時の流れ」など貴重な作品を含む学生時代から晩年の作品や、ゆかりの品々の展示、 ビデオ上映を行っている。清家清設計の記念館は緑豊かな朝倉文夫記念公園内に建つ。
平成元年に設立された私設美術館を中津市が購入・整備し、平成22年10月に市の常設展示施設としてオープン。洋画家 中山忠彦をはじめ、市所蔵の中津出身画家の作品や中津にゆかりの深い美術資料を紹介している。美術館の建物は、コンクリートの打ちっぱなしに和の素材を取り入れたデザインで、建築家:大江匡の設計。
江戸時代から続く二階堂酒造の六代目・二階堂暹のコレクションを元に開館した日本画専門の美術館。横山大観、川合玉堂、上村松園、大分県出身の福田平八郎などの掛け軸をメインとした明治から現代までの日本画を約1,000点所蔵。企画展や特別展を通して紹介している。
昭和25年に開館した九州で最初の公立美術館。その後数回移転し平成29年に現在の地へ。安井曽太郎、梅原龍三郎、福田平八郎、朝倉文夫など近現代の作家や、大分県ゆかりの作家たちの絵画、彫刻、書画、漫画さらに民俗資料などを常時展示している。企画展示や市民によるグループ展なども開催。
別府大学創立100周年記念事業として、大分県から2006年に閉館した大分香りの森博物館の所蔵品の貸与を受け2007年11月に開館した“香り”をテーマとした博物館。世界中から集めた膨大な香水コレクションをはじめ、紀元前の香油瓶、ロココやアール・ヌーヴォー時代の香水瓶、香炉、蒸留器など歴史的に貴重な品を鑑賞できる他、希少な天然香料の試嗅もできる。またオリジナルの香水作りを体験できる調香体験工房などもある。
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