美術館、展覧会情報を発信するぶらり美術館

個性豊かな建物の美術館

美術館の建物は、建てる場所や所蔵する作品のジャンルなどにより建築コンセプトが変わってきます。
また、歴史的価値のある建物を利用している美術館もあります。
個性豊かな建物は、美術館を訪れることをより一層楽しくさせてくれます。

北海道
  • 中世のヴェネツィアの宮殿をモデルに建てられ、イタリアの古都ヴェネツィアの、豊かで潤いのある文化を紹介する美術館。18世紀頃の宮殿の部屋を再現し、四季ごとの貴族の優雅な生活様式や、様々なヴェネツィアガラスの作品を紹介。貴族のドレスで記念撮影が出来るコーナーやカフェもある。

    北一ヴェネツィア美術館(北海道)




東北
  • ロダン、ムーア、マンズーなど西洋の近代彫刻を主としたコレクションを中心に、年に数回の企画展と、コレクション展を交互に開催している。また、建築家の阿部仁史設計の太平洋を見渡せる丘陵地に建つ美術館は、鋼板を用いた外観や内部の個性的な空間も見どころです。

    菅野美術館(宮城県)

  • 旧秋田銀行本店の赤れんが館は国の重要文化財に指定されている。 秋田の歴史・民俗・美術工芸に関する企画展を随時開催。 また郷土を愛した版画家・勝平得之の作品を常設展示する「勝平得之記念館」、 人間国宝に指定され日本金工界に大きな業績を残した作家の「関谷四郎記念室」を設置し紹介している。

    秋田市立赤れんが郷土館(秋田県)

  • 史実に基づいて復元された亀田城を美術館として利用している。 故佐藤八十八氏が親子三代にわたって収集し岩城町に寄贈した書、絵画、工芸品、陶磁器などを展示。 また敷地内には裏千家15世鵬雲斎千宗室家元の設計による茶室「天鷺庵」もある。

    亀田城佐藤八十八美術館(秋田県)

  • 明治後期頃の伝統的日本家屋の母屋と蔵座敷を展示室とした美術館。 古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品などを展示。 別館にて画家・斎藤真一の「瞽女シリーズ」などの作品を展示している。

    出羽桜美術館(山形県)

  • 蔵王連峰の西、山形県上山市の中心部に昔のままに静かにたたずむ私立美術館。 日本庭園に囲まれた大正時代の住宅や土蔵、昭和27年に建設された洋館などを美術館としている。 中国明・清時代の彫漆、日本刀とその外装品や甲冑などを常時展示。

    蟹仙洞(山形県)

  • 建物は1994年に第35回BCS建築賞を、1995年度には日本芸術院賞を受賞。 ターナーや、バーン=ジョーンズらのイギリス近代美術、明治以降の日本近代美術 佐藤潤四郎のガラス工芸などの郡山市ゆかりの美術を展示している。

    郡山市立美術館(福島県)

  • 建物は蔵のまちの施設らしく、煉瓦蔵をイメージしてつくられている。 建物の一部には地元喜多方で焼いた煉瓦を積み、こじんまりとした中にも落ち着きがあり、 周りの町並みにすてきに調和している。常設展示はなく、企画展中心の美術館。

    喜多方市美術館(福島県)

東京
  • 昭和8年朝香宮邸として建てられたアール・デコ様式の建物を美術館として公開。広大な緑溢れる庭園に囲まれ、ガラスのレリーフや手すりのデザインなど、室内装飾や建物自体がすでに美術品。4月の庭園は毎年数多くのお花見客で賑わう。2014年11月22日リニューアル・オープン。

    東京都庭園美術館(東京都)

  • 建物は1910年近衛師団指令部庁舎として建設、後に重要文化財に指定され、1977年東京国立近代美術館 工芸館として開館。明治以降今日まで、人間国宝を始めとする優れた作家の国内外の工芸作品を染織、陶磁器、ガラス、漆工、木竹工、金工等の各分野にわたって展示。

    東京国立近代美術館工芸館(東京都)

  • 建物は1910年明治時代に英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計され、丸の内に初めて建てられた洋風事務所建築の三菱一号館を復元し、美術館として開館。ロートレックを主に19世紀後半に制作されたグラフィック作品や工芸品を収蔵し、企画展を開催している。
    写真:ホンマタカシ

    三菱一号館美術館(東京都)

  • 千代田区立日比谷図書文化館

    「旧・都立日比谷図書館」を改修し、図書機能の他に千代田区立四番町歴史民俗資料館の機能を移管したミュージアム機能と、ビジネス支援や情報交流を目的としたカレッジ機能を持つ複合施設。ミュージアムは千代田の歴史を学べる「常設展示室」と、多彩な 企画の特別展を行う「特別展示室」、ふたつの展示室を備えている。建物は正三角形の個性的な形状をしている。

    千代田区立日比谷図書文化館(東京都)

  • 東京ステーションギャラリー

    1988 年に東京駅丸の内駅舎内に誕生した東京ステーションギャラリーが、2012年10月1日に復原工事を終えた駅舎内にオープン。創建当時の煉瓦壁を生かした歴史を感じさせる展示室は特色の一つ。

    東京ステーションギャラリー(東京都)

  • 江戸東京の歴史的・文化的価値の高い建物を移築復元した野外博物館。 午砲や郵便差出箱、2・26事件の現場にもなった高橋是清邸など復元された建物は 茅葺きの民家や下町の雰囲気を感じさせる商店など多岐にわたる。

    江戸東京たてもの園(東京都)

関東
  • ホキ美術館(千葉県)

    2010年11月にオープンした、日本初の写実絵画専門の美術館。 森本草介、中山忠彦、野田弘志を始めとする、現代作家約40人による写実絵画約300点を所蔵する。 隣接する昭和の森を眺めながら食事が堪能できるレストランも併設されている。建物は地下2階、 地上1階に5つの回廊型ギャラリーを組み合わせ、回廊の一部が宙に浮いているというユニークなデザインで、2011年度日本建築大賞を受賞している。

    ホキ美術館(千葉県)

  • 「箱根の自然と美術の共生」がコンセプト。周囲の環境との調和をはかり、建物のほとんどを地下に置いて、森の風景の中に溶け込むような美術館。コレクションの中核は、19世紀フランス印象派やエコール・ド・パリなどの西洋絵画。日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近現代陶磁、ガラス工芸、化粧道具等も収蔵(テーマ展示を開催)。建物は2004年日本建築学会賞・作品賞を受賞。

    ポーラ美術館(神奈川県)

  • 「富岡鉄斉箱書の瓢」をはじめ、鎌倉時代から江戸時代のひょうたんや、ひょうたんの絵皿など 5000点以上を展示。大正時代の代表的な建築である、閑院宮殿下御宿舎、四足門、岩風呂等を見学できる。 展示場にもなっている土蔵は100年前の建物。

    ひょうたん美術館(茨城県)

  • 100年間、幻の花瓶として人目に触れることのなかった「トリステスの花器」を始め、 「燕文両耳付鶴首花器」「大樹ユーカリ文花器」など、世界的に貴重なエミールガレの作品が展示されている。 展示室内にはガレに関する小さなライブラリーも。

    エミールガレ美術館(栃木県)

  • 江戸時代から続く呉服問屋の主人安達幸七が収集した浮世絵、屏風、書、彫刻、古民具などを展示。 展示室には文久3年(1863)などに建てられた呉服問屋の蔵をそのまま使用している。

    あだち好古館(栃木県)

  • 昭和23年郷土画家、近藤嘉男のアトリエ及びラボンヌ絵画教室として建築され、国の有形文化財とされる建物。 まえばし都市景観賞受賞作品でもある。心象の画家、近藤嘉男、名嘉睦稔、木村圭吾の作品を展示している。

    広瀬川美術館(群馬県)

  • 東京の原美術館の分館で、榛名山麓に建つ世界でも有数な木造建築の美術館。 1950年代以降の代表的な巨匠から、現在活躍する若手の作家まで世界の現代美術作品を紹介している。

    ハラ ミュージアム アーク(群馬県)

  • 「自然と人間」をテーマとした美術館。美しい芝生に囲まれ、周囲の景観と一体化した建築は 高い評価を得ている。調和、共生、対峙など自然と人間の様々な関わりを表現した作品を中心に展示。 植物、動物をモティーフとした作品が多く、フランソワ・ポンポン、バリー・フラナガン 永井一正、南桂子、藤牧義夫など国内外の作品を所蔵している。

    群馬県立館林美術館(群馬県)

  • 川越城趾に位置し、蔵造り商家の要素を加えた外観が周囲に調和している。 近代日本画を代表する橋本雅邦など、郷土ゆかりの作家の作品などを中心に収集・常設展示。 また名誉市民である洋画家・相原求一朗の作品を展示している記念室がある。

    川越市立美術館(埼玉県)

北陸
  • 世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化を楽しめるフィールドミュージアム。「まつだい雪国農耕文化村センター」はオランダの若手建築家集団MVRDVが設計し 国内外のアーティストが各部屋を手掛けた。施設内の農舞台ギャラリーでは企画展を開催している。

    まつだい農舞台(新潟県)

  • 1996年に国の「登録有形文化財」に指定された、 大正時代に建てられたの煉瓦造りの発電所を美術館としている。 広い空間を生かし、現代美術の立体造形を中心にした展覧会を開催している。

    下山芸術の森 発電所美術館(富山県)

東海
  • 岩崎一彰の宇宙細密画と呼ばれる原画の展示を始め、プラネタリウムや、 屋上天文台(太平洋を望む250度の眺望が楽しめる)での天体観望が出来る体験型の美術館。 「科学と芸術の結晶」ともいわれる絵画の世界を堪能できる。

    岩崎一彰・宇宙美術館(静岡県)

  • 洋画家として活躍する一方、軽井沢にアトリエを持ち、高原の花を水彩で描いた画家 深沢紅子の晩年に描いた作品を中心に、木造洋館(明治44年建築)を移築復元した2階で展示している。

    深沢紅子 野の花美術館(長野県)

  • 恋人たちをモチーフにしたフランスの画家レイモン・ペイネの作品を展示する美術館。 軽井沢聖パウロカトリック教会を設計した建築家、アントニン・レイモンドの別荘兼アトリエを移築した 小さな建物。繊細で情感溢れるペイネの世界を堪能できる。

    ペイネ美術館(長野県)

  • 31歳の若さで夭逝した近代彫刻家、荻原守衛(碌山)の彫刻、絵画、書簡などを中心に 碌山にゆかりのある高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎等の作品を展示。 近代彫刻の流れの展開をみることができる。西欧教会風の建物は安曇野のシンボル。

    碌山美術館(長野県)

  • 明治15年、当時の名工・川尻治助が建てた飛騨の農家造りの美術館。 豪快な梁組、持ち送り彫刻、鴨居、スノコ板張りなどから飛騨の匠の技をみることができる。 館内には日本画家・田上修の作品の展示室も。

    民芸ミュージアム匠の館(岐阜県)

  • 兄弟であり、ともに日本画壇の重鎮として活躍した、 岐阜県出身の加藤栄三・加藤東一の 作品を常設展示する美術館。 栄三の「BANTING」や東一の「女人」などの代表作を含む作品を展示している。 岐阜公園内に建つ土蔵風の白壁の建物。

    加藤栄三・東一記念美術館(岐阜県)

関西
  • 昭和8年に、日本で二番目の大規模公立美術館として京都市の岡崎公園に開設された洋風建築の美術館。明治以降の京都を中心とした美術・工芸品を所蔵・展示している。別館は昭和5年に京都市公会堂東館として建てられた建物を改修したものである。

    京都市美術館(京都府)

  • 国内外の現代美術を収蔵・展示し、現代美術を発信する美術館として国内外の美術の動向を幅広く紹介。2004年11月に万博公園より移転。竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインを有す完全地下型の美術館。

    国立国際美術館(大阪府)




  • 「人の持つ普遍的な表現の力」をリアルに感じてもらえるように、 障害のある人の表現活動と、一般のアーティストの作品を並列し紹介する、滋賀県社会福祉事業団が運営する全国でも例の無い公的ミュージアム。歴史ある伝統的建造物群保存地区にあり昭和初期の町屋を改築している 。

    ボーダレス・アートミュージアム NO-MA(滋賀県)

  • 日本画家、堂本印象の作品を展示する美術館。 大正8年第1回帝展入選後、日本画壇で活躍。昭和30年以降、 日本画から抽象画の世界に入るという華麗な変遷は日本画壇を驚かせた。 美術館は外観から内部まで印象自らの意匠によってつくられている。

    京都府立堂本印象美術館(京都府)

  • 明治、大正、昭和の実業界で活躍した小林一三の収集した国の重要文化財、重要美術品の古美術品を公開。 なかでも蕪村、呉春のコレクションが有名。 昭和11年に建てられた旧邸「雅俗山荘」をそのまま美術館にしている。 館名は小林一三の雅号「逸翁」から。

    逸翁美術館(大阪府)

  • 赤レンガの建物は旧陸軍の軍用倉庫。兵庫ゆかりの作家、橋本関雪の「南国」などの日本画、 和田三造などの油彩、そして水彩・素描、版画など多岐に渡る作品を収蔵、展示。 ベルギーのシュールレアリズムの巨匠ポール・デルヴォーの作品など、世界的な名品、名画も。

    姫路市立美術館(兵庫県)

  • 昭和10年に建築された銀行を利用し、神戸と諸外国のつながりや文化を学べる博物館。 館内の南蛮美術館には重要文化財の「泰西王候騎馬図」「四都・世界図」屏風の他、 平賀源内、司馬江漢などを描いた洋風画、長崎絵など約4500点を収蔵、展示。

    神戸市立博物館(兵庫県)

  • 小磯良平に師事し、女性らしい優しいタッチで自然の美を描き続ける洋画家、世良臣絵の美術館。 水彩、油彩画や師小磯良平のデッサンなどを常設展示。世良臣絵・水彩画教室も開催。 塔のあるレンガづくりの建物は神戸市の建築文化賞を受賞している。

    世良美術館(兵庫県)

中国
  • 白壁と黒瓦のコントラストが美しい倉敷の米蔵を改装した建物に 日常の暮らしのために生まれてきた焼物、織物、染物、金工品、石工品、木工品、漆器 和紙、竹細工、ガラス器などの世界の古今の民芸品約1000点を展示している。

    倉敷民芸館(岡山県)

  • 島根県三隅町出身の日本画家、石本正。 代表的な舞妓や裸婦像をはじめとする石本正の作品の数々を展示する美術館。 建物は「石本正がイタリアを旅していた時、ふと立ち寄った村の小さな教会」をイメージにしてつくられた。 設計は金多潔。

    浜田市立石正美術館(島根県)

  • 大社で十代続いている手錢家から寄贈された美術工芸品を基に展示する美術館。 米蔵を改築した展示室で、年3~4回の企画展示。酒蔵を使った展示室は常設展示として 不昧公ゆかりの陶器や漆器など、出雲の美術工芸を数百点展示している。

    手錢記念館(島根県)

四国
  • 我が国で有数のシャガールのコレクションの常設をはじめ 高知県ゆかりの作家の作品やパウル・クレー、キース・へリングなど国内外の作家の作品を展示。 土佐の民家をイメージした瓦屋根の外観と水をはった中庭が印象的。

    高知県立美術館(高知県)

  • 美術館は白壁の土蔵造りの外観が素敵な小さな建物が印象的。 油絵、水彩画、版画、浮世絵などを所蔵。地元ゆかりの作家をはじめ、 山本芳翠、竹久夢二、小磯良平などの作品が並ぶ。 常設展示は3カ月に1度展示替えをしている。随時企画展も開催。

    中土佐町立美術館(高知県)

  • 美術館としては珍しい木造建築の温かみのある建物。 村山槐多の作品を中心に、高橋由一、萬鐵五郎、岸田 劉生などの作品を展示。 館蔵品展や企画展の他にギャラリーコンサートなど多彩に開催。 四季の花々が楽しめる隣接した「森林山草園」も。

    久万美術館(愛媛県)

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