—ちょっと気になるアート&アートグッズ—
ひまわりなどの作品で世界中に知られるゴッホ。印象派や日本の浮世絵からも影響を受け、37才で亡くなるまでの10年間で多くの作品を描き「ひまわり」以外にも「星月夜」「自画像」を始め名作が生まれました。さらにその生涯は幾度か映画にもなりました。
ゴッホをより深く楽しむために、作品を鑑賞できる美術館や展覧会そして人気の名画をモチーフにしたグッズをご紹介します。
ゴッホの生涯を知る
フィンセント・ファン・ゴッホは1853年オランダで生まれました。1880年画家になることを決意、1886年弟テオを頼りパリに渡りました。ゴッホは日本の版画を買い集め自画像の背景に浮世絵を描いたり、模写などもしています。この後テオの元を去り南フランスのアルルに移り住みます。ゴーギャンとの共同生活と破綻、精神病院での療養生活など波乱に満ちていますがアルルでの2年の間に「ひまわり」「夜のカフェテラス」「星月夜」などゴッホの代表作となった作品を多く描いています。その後自殺をはかり(他殺説もあるらしい)その2日後にテオに看取られて亡くなりました。
「ひまわり」に出会える美術館
ゴッホの代表作の一つ『ひまわり』は7点制作されたとされていますが、その内の一点が日本にあります。日本初の高層階美術館として1976年に東京新宿区に開館した美術館で、2020年4月、3階から5階を展示室とした6階建ての新たな美術館に移転し、名称もSOMPO美術館と変更されました。同館所蔵の『ひまわり』は、ロンドン、ナショナル・ギャラリーが所蔵する「黄色い背景のひまわり」をもとにゴッホがゴーギャンと共同生活を送っていた1888年11月下旬から12月上旬頃に描かれたと考えられています。
『ひまわり』は常に展示されており、各展覧会の最後の展示フロアで鑑賞できます。
● SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿1-26-1)
JR 新宿駅西口もしくは東京メトロ新宿駅から徒歩5分
観てみたい!行ってみたい!ゴッホ展
東京都美術館では「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」を開催中です。世界最大のファン・ゴッホ作品の収集家であるヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションを元にオランダに開館したクレラー=ミュラー美術館の所蔵品を中心に《レストランの内部》《種まく人》《夜のプロヴァンスの田舎道》など初期から晩年までの選りすぐりのゴッホの作品が展示されます。さらに、近代絵画の流れをたどることができる作品もあわせて展示されます。尚、展覧会は日時指定の事前予約制です。
おすすめ!ゴッホグッズ
ゴッホ展を楽しもう!
サン=レミ郊外にある療養院に自ら入院しているときに糸杉をモチーフとした作品で、「ゴッホ展」の見所の一つである。
注目のコラボグッズ
生活雑貨
食器
ファッション
インテリア
- PR -