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ライアン・ガンダー
―この翼は飛ぶためのものではない

国立国際美術館(大阪府・中之島)

ライアン・ガンダー
会 期 4月29日(土)~7月2日(日)
入場料 一般 900円、大学生 500円
高校生以下無料
休館日 月曜日〈ただし、5月1日(月)は開館〉
開館時間 午前10時~午後5時
金曜日、土曜日は午後8時まで
※入場は閉館の30分前まで

公式サイト http://www.nmao.go.jp/
お問い合わせ 06-6447-4680(代)
※ 画像はライアン・ガンダー《あの最高傑作の女性版》2016年
© Ryan Gander, Courtesy of Lisson Gallery

ライアン・ガンダーは、1976年イギリスに生まれ、母国とオランダで美術を学び、2000年代初頭から世界各地で個展を開催するとともにドクメンタなど著名な展覧会にも参加してきました。この芸術家の仕事は、美術作品や普段の生活で遭遇する物事を素材として、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像、印刷物などを制作するもので、多彩であり既成の型にはまっていません。
 ガンダーの芸術観は、作品だけではなく、作品にまつわる思考をも重視する点に特徴があり、作品は、鑑賞者の想像力を活性化し、新たな思考回路を生み出し、物事の認識を拡張してくれます。制作の背後には、美術全般についての考察、見ることについての洞察、日常経験の分析など、知的な思考が満ちています。手法は、意外なものの結合、架空の状況の設定、情報の部分的な隠蔽、ユーモアの導入、過去と未来への誘導など、一風変わっているようでありながら、理にかない示唆に富んでいます。
 本展は、新しいコンセプチュアル・アートの旗手と目される芸術家ライアン・ガンダーの重要作と新作約60点による個展です。タイトルが謎めいているように、展覧会は未知の世界へ誘ってくれるでしょう。

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