美術館、展覧会情報を発信するぶらり美術館

国立新美術館開館10周年
ジャコメッティ展

国立新美術館 企画展示室1E
(東京都・港区六本木)

国立新美術館
会 期 6月14日(水)~9月4日(月)
観覧料 一般 1,600円、大学生 1,200円
高校生 800円、中学生以下無料
休館日 火曜日
開館時間 午前10時~午後6時
毎週金曜日、土曜日は午後8時まで開館
※入場は閉館の30分前まで

美術館
公式サイト
http://www.nact.jp/
展覧会
公式サイト
http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
※ 画像はアルベルト・ジャコメッティ《歩く男Ⅰ》1960年 ブロンズ マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)

スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。 アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイルの創出へと歩み出しました。 それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだで葛藤しながら、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。 その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたことは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。 またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918-1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました 。
 本展覧会は、南フランスにある世界3大ジャコメッティ・コレクションの一角を占める、マーグ財団美術館のコレクションを中心としたジャコメッティの大回顧展です。本展覧会には、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、約130点が出品される予定です。

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